古寺鉱泉からの散歩? | 独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

雨の日なので先日歩いた記録でも起こそうと思い写真を整理してみる。
月山ダムから寒河江川を登って振り返ると月山が綺麗に見える。


新緑の季節がまた巡ってきた。周りはどれも若草色になり、感動を覚える。
そうだ!せっかくここまで来たのだからとナビに古寺鉱泉をセット。
やる事は決まっています。散歩というプチ登山です。
古寺鉱泉に到着しました。駐車場はほぼ満車です。
万年、車に積んである「想定残雪期日帰り仕様」のバックパックを背負い、時間許す所まで登ってみようと決意。登りは12時までと決めて出発。今11時だから登り1時間かな?
昼飯、おにぎり2個、パン1個、水ペットボトル3本。
さー昼飯はどこで食べようかな?なんて昼飯食いに上がる所じゃないよね?自分で???
そんなこんなでスミレの咲いている道を登って行くと、小屋泊まりの方達が下りてくる。早い人でもう到着する時間なんだなーと思いつつ、合体の樹に到着。
日差しも強くなり、花が目立ってくる。アマナかな?
視界が開けた。尾根上左側の風景。伏辺山方面を望む。
畑場峰方面とタムシバ


所々残雪が出てきました。その間にイワナシを発見。


そしてムラサキヤシオが目に嬉しい。
オオカメノキも咲いている
中央が赤いのがタムシバ。黄色いのがコブシって今日知った。これはタムシバ。
オウレン。この日これを見つけた人はいないだろうなーというほど小さい。
いよいよ残雪歩きになってくると咲く花も変わり、マンサクの登場です。
ハナヌキ峰との分岐部から望むハナヌキ峰方面の斜面
そして左手には鳥原山の斜面。時間は既に13時40分。
想定外にはりきって登ってしまいました。さてここで昼食と考えタイムをとろうと思います。
見通しも良く、熊さんを早くに発見出来そうなので周囲を警戒しながら昼食タイム。
何せ熊男なので良く出会うんです。マタギになったらいいタイプなのかもしれません。
登りで既に水1Lの消費は想定外でした。やはり夏と同じ位消費しています。
このままでは帰りの水が心配でもあります。やはりターニングポイントは水かもしれません。
一応、濾過フィルターや火気もあるので溶かして飲む事も出来るんですが、めんどくさいのでペットボトルの水があるうちに下山をしたいと決意。
ピッケルをしまうタイミングとしてやはりショウジョウバカマ。これが見えてくれば雪解けの合図。
残雪歩きのルートファイティングをしなくてすむので、ようやく下ばかり見て歩くとオオバキスミレ発見。
そして普通のスミレもいっぱい咲いています。この日一番多く目にしたものはこのスミレ。
ようやく古寺鉱泉に戻ってきました。帰りは90分で早!
ヤマエンゴサクが古寺鉱泉を囲むように咲いていました。
帰りは水芭蕉ロードです。
以上です。
帰りは汗臭くなり、この汗を縦走中どうやって消すかなー?
ヌーラで消臭出来るかな?ほかに何かあるかなーなんて考えながらの帰途となりました。
ご覧くださりありがとうございました。