独学の道Ⅲ

独学の道Ⅲ

自分で自分を変えることは、到底無理なことかもしれないが、それに望む気持ちの自力論は高尚で偉大である。
仮にその結果が甚だ振るわなかったとしてもだ。
By幸田露伴(努力論より)

最近、我が街でも熊が出没しており、

 

小学校にも侵入しようとする映像が全国放送で流れ、

 

その映像を見て、あれ俺の目と鼻の先にある場所じゃねーか!?と気づき驚いています。
 


熊と人身被害、そして害獣による農業被害をどのように考えていくか?

 

が年々試されているように思います。
 


熊は夜行性動物です。

最近知ったのですが、ものの見え方が人間とは違うのではないだろうか?

 

ということです。
 

きっと人間も元は動物だったので、そういう見え方だったのかもしれませんが、

 

進化の過程で見え方が変わってきたのだと思います。

 

さて目は

 

明るさに合わせて瞳孔が開いたり閉じたりして、

 

一定の光量の下で色を判別したり形を判別しています。

しかし、熊は動くものに反応し、それを拡張し、

 

夜の暗闇でも動くものを(つまりコントラストの違いで)見ることができます。
 

 

つまり、ディティールコントラストで見るか?

 

もしくは、色彩デザインで見るか?

 

の違いでもあります。


つまりそれは、熊牧場のようにたくさん動くものが居る状況では、

 

熊自身は注意が散漫となり

 

一つ一つ動くものに対しての反応としてのケンカを吹っ掛ける

 

自己顕示回数も減ってきますが、

 

住宅街のように動かない建物に人や犬などの動く対象物があれば

 

森の中の草木や木々の揺れに比べれば

 

圧倒的に目立って見えてしまうということでもあります。


人の目の認識構造及び熊の生存圏構造と人間社会の違いが今、

 

人身被害につながっているのだと思います。


人間の目は、暗闇に居続けると熊同様に目が慣れてきて、

 

余程漆黒の闇夜でもなければ案外見えるようになるものですが、

逆にギラギラした太陽の下で生活すると、目が紫外線にやられて白内障となり

 

ぼやけては、いづれ近視になっていきます。

 

カモシカなどは視力が弱く、目の構造上で恐らく日中の太陽の紫外線を直接目に受けて

 

白内障にでもなってしまうのでしょう。

人間の目は、明るすぎる世界では判断が緩慢となり、

 

逆に夜間では敏感となり過ぎて、

 

見えなくても良い幽霊まで・・・「見えたよう」になってしまいます。

カメラで同じ場所を撮影する場合。

 

時間を変えて撮影するとよくその現象の理由が分かります。
 


1000万円もするカメラとレンズの組み合わせよりも人間の目は優れて、

 

ものを見ることが出来ます。
 

画素数を増やしても(,_  ,)フィルムにも勝てずダメ?

 

レンズのF値を上げても、明るさは確保できても今度はボヤケ過ぎてダメ

 

ISO感度を上げ過ぎてもノイズが出てきてダメで


カメラの歴史は人間の目に如何に近づけるかの工夫の歴史でもあり、

 

今でもまだそれは、到達できていません。
 

キャノンのオートフォーカス技術は画素センサーを使った独自のもので、

 

ソニーなどの一般的オートフォーカスとは違うもので、

 

キャノンのセンサーは熊の夜行性にみる焦点合わせ

 

(オートフォーカス)に近いものがあるように思い、

 

特に夜間のピント合わせには今後期待に胸が膨らみます。

 

 

中国製品は人間の目がレンズで云うところのF値0.9であると聞くやいなや

 

早速真似して作りましたが、加工精度が悪すぎて

 

日本製のF1.2にも勝てません。

 

名ばかりの模造品なので注意が必要ですと注意喚起しておきますが

 

でもそれに誤魔化されて購入するインフルエンサーやユーチューバーを見ていると

 

やっぱり視聴回数目当ての広告なんだと項垂れてしまいます。

 

素人は騙せても、私を騙すことは出来ませぬぞ!インフルエンサーたちよwww

 

もとい

 

世界の映像は、カメラで写す場合には


ISO感度を正負共に極端にマックス補正にしても

 

明る過ぎる太陽は白く映るし、暗闇で撮影すれば黒く映ります。
 


人間は、明るい世界に身を置くと、なぜだかそこには安寧を感じられ、

 

暗い世界に身を置くと、自ずと毛穴が締まり緊張感と共に過ごすことになるように思います。

 

 

しかし、人類は建物(シェルター)を建てて暮らすことを覚え、

 

寝て意識がない状況でも外敵の侵入と侵害を防ぐという目的で

 

夜間に安心して眠ることが出来るようになり、建物の重要性は

 

それは古代人の洞窟の暮らしから、

 

動物と人間の暮らしの差異に始まったように思います。

 

 

人間の感性力というのは、やはり日中に焦点を合わせたパリピ思考などではなく

 

夜間に焦点を合わせた危機感思考から養えるように思います。

 

 

あまり悲観的に物事を捉えると、解決できない場合にはマイナス思考と呼ばれるとか

 

それが元で日中の生活にまで支障を及ぼす場合には

 

うつ病と呼ばれるような気がしています。

 

人生を生きていくには、あまり慎重になりすぎるのも考えものですが

 

何も考えずに仕事の事だけを考えて生きていくことも、

 

つまらなくて面白くありません。

 

 

やはり面白さを発見するのは、考え巡らせることからのように思います。

 

 

少し、暗闇に佇んで過去を振り返ってみたり、

 

目指したい近い未来に想像を馳せてみたり

 

そうすることによって、何をしたいのか?

 

または何をするべきなのかが明確化していくように思います。
 

 

全ての物事の元素的キーワードは、

 

明確化であるように私は思い始めています。

 

 

しかし、先程カメラで表したように、

 

その撮影する時間時間によって写真の印象は大きく変わっていきます。  

 

早朝に撮影するとマジックアワーという幻想的に写る時間があり

(画像は山形市の千歳山散歩の途中より10月9日)

 

また夕方の時間に撮影するとゴールデンアワーというドラマチックに写る時間があり

(画像は自宅より西の空の夕暮れ 11月5日)

 

エモーショナルという言葉で

 

感情を揺すぶられると表現されるように物事が見えることがあります。

 

 

明確化における元素分解は、早朝や夕方のエモーショナルアワーに行うことによって

 

より明確限界の交わりが深いロウライトに分解されるし

 

逆に日中や夜間のラショナルな時間に行うことによって

 

明確限界がきっちり分かれてできるハイライトに分解されるように思います。

 

 

ちょっとメンドクサイ事を語らせて戴きました。

 

 

何を云わんとしているかですが、

 

得られるものと失うものが人間世界にはあり、

 

要約すると、それが人間の人生という歴史のエッセンスであるように思います。

 

子供を得られるとか逆に親を見送るとかです。

 

 

これはかつて、ギリシャ神話にでてくる

 

ゼウスとハーデスの違いにも見られる寓話にも見られます。

 

ゼウスには子供がいるのに、何故ハーデスには子供がいないのか?

 

という話で問われる内容ですが、親であるクロノスは、ゼウスには子供を授け

 

ハーデスには子供を授けなかった理由としては、

 

たとえ戦争や病気で自分よりも早くに子供を失ったとしても

 

ゼウスは悲しみに打ちひしがれても世の中に復讐しようとはしないだろう。

 

だがしかしハーデスよ、お前は子供の死んだ理由を世間のせいにして

 

神としての権力に於いて世の中を崩壊させてしまうだろうから、

 

お前には子供を授けなかったと伝えると

 

怒りで親クロノスに襲いかかるという物語だったと思います。

 

確かそんな内容だったと記憶しています。

 

また話は変わりますが、

 

自動車を買えば、失うには壊れるか、盗まれるか、事故るか?の理由があり

 

買い方もローンで買うか?一括で買うか?残価設定ローンで買うか?など

 

得るものや失うものでも、理由は分解していくと様々です。

 

 

人は日々、得るものと失うものに囲まれた、

 

様々な if then else のルーティンで生きています。

 

若かったあの日には、希望と輝かしき未来しかなかったと思いますが

 

老いと共にそれは小さくなり、不安と絶望の未来しか思い描けなくなっていきます。

 

よく言われる言葉に、結婚までが夢と希望ばかりの花の時期であり、

 

結婚後は花を如何に散らせまいとする努力と我慢の日々の連続だ

 

という言葉がありますが

 

話が重く、そして長くなりそうなので、

 

今日はこのくらいにして風呂敷をたたみたいと思います。

 

さて、リアルな身近な話題ですが、

 

駐車場にする場所に、砕石を2トントラック1台分持ってきてもらって

 

一日がかりでスコップで散らしました。

 

あー腰が痛いです。

 

その後は、軽トラックで少し踏み硬めてみました。

 

次に材木をホームセンターコメリから購入してきました。

 

結局4mの材木を30本も必要となりました。

 

こんな感じの単管パイプの骨組みの上に材木を載せてビスで固定していきます。

 

現在は4つ角の枠を作成して木材を少しずつ固定していっているところです。

 

途中から雨が降ってきたので、中途半端ではありますがここまでです。

 

今週は、仕事の合間に晴れ間をみて、単管パイプと木材を固定する金具を付けていく予定です。

 

 

それが終われば、あとは波板をビス打ちして終了になります。

 

とりあえず、そんな感じで一人で頑張っています。

 

 

本日も、長らくお付き合い戴きましてありがとうございました。

 

爆笑バイバイ