コラッツの問題(角谷の問題):数列{a(k)}を次のように定める.
a(1)=n (nは整数)・・・初項
a(k)=a(k-1)/2 (a(k-1)=偶数)
a(k)=3a(k-1)+1 (a(k-1)=奇数)
言い換えると,
a(1)=n (nは整数)・・・初項
前の項が偶数のときは2で割る
前の項が奇数のときは3倍して1を加える
このとき,a(k)=1となる整数kが存在する.(ただし現在のところ証明されていない!)
※コラッツ(Lothar Otto Collatz, 1910~1990)
コラッツの問題と類似の問題が,2005年鳥取大医学部の入試で出題されています.
◎1より大きい自然数nが与えられたときに,このnに対して次の操作を繰り返し行い,結果が1になるまで続ける.
(a) nが奇数のときは,この数に1を加える.
(b) nが偶数のときは,この数を2で割る.
例えば,最初に与えられる自然数が9のときは,
9─(a)→10─(b)→5─(b)→6─(b)→3─(a)→4─(b)→2─(b)→1
と全部で7回の操作を行うことにより1になる.ただし,n=1の場合には0回の操作で1になると考える.
(1) どのような自然数nを与えても必ず有限回の操作で1に到達することを,数学的帰納法を用いて証明せよ.
以下,略.