舟を編む 第5話 | Kouji Okafujiのブログ

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写真と無線で老後を楽しむ

ドラマの感想を超えて、見方を変えた回

これ一回でも、見ることができた人は幸運です.


それまで録画したものを翌日以降に台所の32インチテレビで見ていたのだが

この回を見てから

 放映時間に書斎の100インチスクリーンで3回見てから寝る

というようになりました.

季節は2月から寒の戻りのある3月

台所はホットカーペットとエアコンでぬくぬく

書斎は一桁温度なので、石油ファンヒータで温めてからエアコン

というように、非常に手間のかかる準備をして日曜9時を待ちました.

放映時間の1回目は

 ストーリーの流れを追うのに必死

その後2回じっくり見直して、やっと寝る決心がつく.

となると、2時

勤人だと無理ですが、ぷ〜ちゃんなのでできること.


歴代問題解決ドラマで言われているのは

 刑事コロンボ 60分解決

 刑事君 30分解決

この岸辺みどりは

 50分で二件の問題を解決

つまり、25分解決

ハリウッド映画で2時間かけて敵を倒すスピードの

 実に5倍近いスピード解決

です.


疑う


5話は、4話、できればそれ以前からよく見ていないと

 爆笑

 感激

できない折り返し地点。

まずは、時々伏線が入っていた

 ヒロインと母親

との関係が解決して

 めでたし、めでたし

これで最終回で良いくらいに濃い回であった。

よく走ったし、よく泣いたので、こっちまで泣いちまったい.


さて、5話の主題

 疑う

疑いを晴らすために、ヒロインのイラストが

 疑わなくさせる根拠

に使われる。

前回ヒロインが作画したところを覚えていると

 爆笑できる

日曜の夜中に大笑いしてしまった。


野田洋次郎さんの演じる真締光也でなければ

 意味もわからないし笑えない

であろう.


さて、この手のドラマは作り込まれているので

 笑う

ために笑うことが入るのではない。

これは、以前から、そして今後も効果的に表現される.

いわば

 野田洋次郎さんの演じる真締光也

だからこそ


辞書引き学習会に訪れた親子の問題は

ヒロインの母親との関係と入り混じって展開される。

岡藤家の伝統

 嘘も方便

というやつ。


池田エライザさんの、シーンによるお召替えも効果的.

少し引いて解説すると

 池田エライザさん

という名前は、写真をやっているので、かなり前から聞いている。

 池田エライザみたいに撮ってください

という要望は多く、その場合、お客さんからは

 池田エライザ知ってますか

と聞かれてしまう還暦カメラマンである私は、こう答える

 よく似てるって言われます

この瞬間にシャッターを切ると

 奇跡の一枚

の笑い顔を撮ることができる。