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写真と無線で老後を楽しむ

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注意:黄ばんでいるのが紙焼きしたものをスキャナで取り込んだもの 
妙にすっきりしているのは、フィルムスキャナで取り込んだものです

キャノンのスキャナーで白黒ネガフィルムを取り込んでいます 

実家に出戻ったら、長野高校写真部時代のネガフィルムとべた焼きがでてきました。 
いまさら引き伸ばし器も無理ですから、キャノンのスキャナーでブローニーまで取り込めるものをヤフオクで買いました。 
写真部の部長をしていて、暗室で麻雀ばかりしていたわけではなく、金鵄祭のときは16mm、35mm、ブローニーまで全紙に紙焼きしていました。 
すこし古いですがキャノンの9000FMarkIIというフラットベットスキャナーがブローニーを取り込めることがわかり、ヤフオクで手に入れました。 
実際スキャンしてみるとピントがあっていなくて見せられたものでは、、、 
フィルムの写真は全紙に焼くことを前提としていて、黄金区画の縦になりがちです。 
デジタルの写真はパソコンのディスプレイで見ること前提にしていて、16:9の横になりがちです。 
最新のカメラのオートフォーカスに頼ると、構図が日の丸になりがちです。
用語:
  • 35mm 
    一番よく使われているフィルムで、今でも600円くらいで買えて800円くらいで現像してもらえます
  • ブローニー 
    一番サイズの大きいフィルムです。ケースに入っておらず、巻物みたいな白黒フィルムです
  • ネオパン 
    ブローニーでは、このネオパンという商品名の富士フィルムの製品をよく使いました
  • イルフォード 
    英国のメーカーで缶で買ってケース(パトローネ)に詰めて使っていました。やわらかい諧調が特徴です
  • トライX 
    コダックの主流のフィルムで、硬いので使いませんでした。おまけにパトローネ(ケース)が再利用できないので嫌っていました。
  • 16mm 
    ミノルタの16QTというカメラでしか使えませんが、フィルムがムービーカメラの缶から切り出せたので専用ケースに詰め替えて使いました
  • 現像 
    科学の実験授業みたいな作業ですが、フィルムの現像は暗室がなくてもできたので、好んでしました 
    富士フィルムのコレクトールという薬を2倍に希釈して使い捨てにしていました

  • canoscan 9000F MkII 
    ネットの買い物なので、届いたらでかくでびっくりしました

  • 9000FMkII 
    今となっては大型のフラットベットスキャナーですが、フィルムを取り込むアダプターがブローニーまで対応しています。 
    付属のアプリで35mmなら簡単に取り込めます。ブローニーは、ドライバの拡張設定になりますが、コマ単位で奇麗にスキャンできました。
  • プローニー ネオパンF

  • 大判は高精細といわれますが、それは粒子の効果でレンズが安いとこんなもんでした。ネオパンでも大判の粒子の効果を狙ってFをよく使いました。 
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    ↑40年前の篠ノ井線です。 
    ヤシカの安い2眼レフで動きものを撮ったという熱意はともかく、ピントが合っていません 
    フィルムスキャナは荒さがしにいいですね 

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    ↑紙焼きした修奈羅の地蔵です。 
    試し焼きで、引き伸ばしのピントが甘いのと、引き伸ばし器のレンズの周辺が残念ですね。 

  • 35mm イルフォード400

  • 今のデジタルカメラもそうですが、人を撮ると良しあしがはっきりします。つまり、写真を撮るということは人を撮ることです。 
    たまたま人物を撮る機会に恵まれていたので、必然的にトライXではなくイルフォードを使いました。 
    父のオリンパスOM1、OM2、ZUIKO 50mmF1.4、70-150mmF4と自分で買った中古の28mmF3.5をメインで使いました。 
    先輩のキャノンF1、ミノルタ各種、部員のニコンF2、AEを借りてたこともあります。 
    OM1,2は、今のキャノン6Dと同じピントグラスが交換できるカメラで、ピントをピントグラス全面で絞り込んで確認できたので、必然的に日の丸構図が避けられました。 
    35mm 
    ストロボを使っていません。サイドと逆光ですが顔の露出が救われているのがイルフォードの特徴です。 
    35mm 
    ↑写真部の先輩に連れられ、長野のカメラ店開催の善光寺での撮影会、OM1,ZUIKO70-150mmF4 試し焼きの残っていた紙焼きを取り込みました 
    この試し焼きを見て、全紙に焼くときに手で覆って背景とのバランスを整えていました。
  • 16mm フジ100 

  • ミノルタ16QTに、一度使ったパトローネに何度も切った16mmフィルムを詰め替えて使いました。 
    長野のカメラ店だとカラーしか置いてなくて、白黒は自分で作るしかなかったからです。 
    のちに新宿ヨドバシの冷蔵庫に安く山と積まれていて、東京に憧れるようになりました。 
    35mm 
    ↑フィルムのテストに焼いた紙が残っていました 


今では考えられない手間をかけて撮影したフィルムですが、そもそも引き伸ばしまでのトータルの解像度が低かったのでピンボケを気にせず撮影していたようです。 


灰になるまで 
Until it's reduced to ashes.

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令和4年1月20日 に作ったきり、、