久しぶり、というか見事にフィリピンマフィアの大集合を見た。

(ナーシングが御家芸 参照)

 

 

MJDの同居する父、JDの義父でありCLの大叔父さんであり時々私の胃袋を満たしてくれるMr.Jが私とMJDの働くユニットに入院してきた。

通常、自分の家族が入院してくるとそのユニットでは働けない。

おそらく例外、というか我が病院に貢献している勤続の長いMJD達への配慮からか誰も文句を言うものはいないし異論はない。

(出勤してきたマネージャーのGBがアサイン表を見てちょっと苦い顔をしていた)

 

MJDは実父の担当ではない。さすがにそこは避けているようだ。

だが手の届く距離、担当の患者さんの投薬の合間に父の部屋へ様子を見に行っては世話を焼いていた。その部屋には今日が休みであろうと思われるMJDの夫JD、MJDとJDの一人息子JD Jr, 春に違う病院へ就職したCL、ドバイでナースをしているMJDの実妹(名前失念)が大集合であった。

この妹は入院して以来病院からCot(簡易ベッド)を借りてこの父のベッドの隣につきっきりだ。

 

文化的なものが大きいと思うけれど特に南アジアのパターナリズムは健在だな、と思う。

父権主義、といってもそこに威圧感や強制感はなく、あるのは「愛」。

たまたま父であったがこれが母であってもこの家族は同じであると思う。

 

家族の形はいろいろあれどこのMJDファミリーははたから見てても安心感があふれている。

外からは見えない苦労があるのかもしれないが家族と疎遠な私にも大家族っていいかも、と思わせてくれるものがある。

 

 

ついでに言うとうちの家族はかなり他人行儀だ。

誕生日などにお祝いする習慣はなかったし親戚づきあいもほぼ皆無だった。

入院してもずいぶん経ってから「実は手術したのよ」と事後報告でお見舞いの機会すらない。

でもこれはこれでいいと思う。私自身あまりベタベタした関係が好きではない、という基礎を作るきっかけになったとも思われるがそれが私のコンフォートゾーンでもある。

 

病院で働いているといろいろな家族の形が見えて興味深い。