奇跡の ロッキンf 創刊1、2、3号! | This is 50.1730MHz hamradio station JP2LOA

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《いいね》:2022/7/26(TUE)

本日は注文していたロッキンf創刊号 と創刊3号が届いていたのだ。



創刊号1976年7月号の表紙はジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリンguitar)。

国内外のロックスター、楽器等の情報詰め込み張り切り過ぎ感があるが、師匠リッチー・ブラックモア徹底研究記事。バンドコピー譜はこの年に結成したレインボーのニューアルバムからスターストラックはまあまあ許せる。別記事ではダニエル・ブーンのBeautiful Sundayも楽譜付きでヒット曲の解説が組まれるなど懐かしさ満点。レコード評のいくつかの中でボズ・スキャッグスのシルク・ディグリーズとジョージ・ベンソンのブリージン等があり時代を感じさせる。記念すべき自作第1号記事は何故かパンポット2チャンネルマイクミキサーと言う"ロクエフ001 第1弾!"の割には肩透かし感が拭えない機器なのだ。



続いて創刊3号1976年9月号の表紙は横向きのジェフ・ベック。(どんなセンス?)
主な記事としてポール・マッカートニー&ウィングスの全米ツアーレポート。徹底研究レッド・ツェッペリン。色付ページに白抜き文字が読み辛くほぼ能書きばかりで役に立たない。突然続いてピーター・フランプトンのバンドパート譜SOMETHING'S HAPPENING.
畳み掛けるようにドゥービー・ブラザーズのCHINA GROVEのバンドパート譜。肝心の自作記事はロクエフ003 ロッキンフェイザー。ようやく3号目にしてエフェクターらしい機材の登場だ。この本の元々の持ち主も製作したのか書き込みが有ったり半田コテの熱によるのかうっすら焼け跡が見受けられ、苦労したのだろうと奮闘振りが想像される。






これで奇跡的な?三冊が揃ったのだが、ロクエフ全体的なイメージとして表紙中身共に写真の質が悪くピントが今一つボヤけていることと、特集掘り下げ記事では色付ページに白抜き文字で見辛いことや何せ情報過多詰め込み過ぎで逆に印象に残りにくい。特に表紙のレイアウト含めてセンスが感じられないのだ…と悪態突きつつも青春時代のロック少年ギター小僧にはたまらない情報誌だったのは間違いないのだ。


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