《'70年代回帰》:2016/04/16(土)
この一週間、血眼でギターエフェクター「ロッキンVCF」の製作記事を探してようやく回路図と基板パターン図がネット上で出てきたので、製作を進めることとした。検索ワードが少し違うだけで全く引っかからず苦労したが、海外のサイトで歴代の日本製エフェクターの回路図をアップしているところに辿り着き、これで1976年の無知でお馬鹿な知識で失敗したVCF製作のリベンジができるのだ。
資金もそれほど潤沢に有るわけではないので、実家に移動した固定抵抗器やらコンデンサ(キャパシター)、IC、その他使えるものをかき集めることから始めよう。この基板図ではICがオペアンプμ741の缶タイプを5個使用しているが、当時自分はモールドパッケージを使ったようだ。アナログ回路なので入力信号を光に変えてCDSで受けて電圧変換し先の回路に送り出すフォトカプラが厄介で、今は亡きモリリカ(森理化)のMCL723Cが指定してあり(なんでも良いが)、当時これが入手難でLEDとCDS単品パーツで自作するのだが、全国の自作好き少年少女は完成に至らないかまたは動作不調に陥ったのだ。今回はLEDとムギ球の二種類作って音の違いも試してみようと考えている。
・・・と、ここまでで何を言っているのか解らない方の為に仕様を補足。
・ロッキンVCFとはロッキンfという”音楽するヤング・クリエイターの雑誌”の1976年11月号に掲載された自分で掲載記事の部品を集めて作る、当時の表現でギターアタッチメント又はミュージックマシンと呼ばれるエレキギターとアンプの間に接続して音色を変える機器のことである。
VCFとはボルテージ・コトロール・フィルターの略で電圧で音声信号(この場合はギター信号)などの倍音成分を三種類の高・中・低の各帯域フィルターを選択通過することで出てくる音色を制御する機能で、入力信号に対して音色が自動で上がる方向か下がる方向か、またはマニュアル(フットボリューム)で上下動することができる。基本はアナログ・シンセサイザーの一つのモジュールである。
ギターで使うとワウワウと呼ばれる、ディスコミュージックによく使われたギターの16ビートカッティングで「チャカポコ」と鳴っているのがそれである。
このチャカポコを目指しているわけではなく、電子回路を製作して上手く行かなかったことへの再挑戦への道であるのだ。
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