こんにちは。
これまで、運送・物流業、建設業は残業時間の上限規制が猶予されてきました。
しかし、2024年4月からこの猶予がなくなりました。
国は、この規制を現実的なものとするために生産性の向上を訴え公共工事にも入札条件をつけてICT活用を盛んに進めてきたのが現状です。
しかし、現状はまだ多くの業者がこの規制に対応できていないのが実態です。
残業の上限規制を守れなければ罰則までつくわけですから、対応できていない企業が取る道は二つです。
現場の都合一切無視で上限規制を守るのか、隠蔽です。
この二つしかありません。
特に悲惨なのは後者ですが、こういう業者がたくさん出てくる可能性が高いと私は考えています。
サービス残業・固定残業代の名目で規制以上の賃金をカット等々・・・
あの手この手で生き残ろうとするわけです。
でもそれを許すまじと労働基準監督署が監査しまくり、維持できない会社はどんどん潰れていきますます担い手不足に・・・
負のスパイラルですよね。
確かに日本人の働き方について生産性が低いとか言われてますが、こんな規制の仕方で社会が良くなり労働者が守られるのでしょうか?
私は疑問です。
本日もありがとうございました。