こんにちは。

 

過去のブログで触れたことがあるかもしれませんが、私は昔とある事業をしている家に婿養子で後継者候補として入りました。

自分の両親にも大反対されながら入った婿養子・・・結論は地獄でした。

 

業種を出すと身バレもありますのでここでは差し控えますが、婿養子として後継者で入った会社が斜陽産業でした。

そして、元嫁の両親は2代目なのですが典型的な創業者の遺産を食い潰すような人たちでした。

 

新規参入が難しい業種で、何も考えずにやっても元嫁の両親の代では潰れずに済んでいました。

逆を言うと経営力がなくてもジリ貧でなんとかできてしまうので、元嫁の両親はどうして良いかわからない状況だったのです。

 

なんとか事業転換をしようとしても楽することしか考えてないもんだから、すぐにお金が儲かるネズミ講ビジネスに何度も騙されたり、事業の金で株に手を出して従業員のボーナスを溶かして支給されなかったり、未だに法律でやらなければならない従業員に対する健康診断をやらなかったり、、、とにかく無茶苦茶でした。

 

口では、もう70過ぎているので事業を譲ると言ってますが、どうやら自分たちが死ぬまで経営者の地位を譲るつもりはないみたいでした。

私を連れてきたのは、銀行に後継者を見せて継続して融資を続けさせたかったみたいです。

 

要は自分たちが死ぬまでなんとか事業が保てば良いとの考えにしか思えないような感じが目に見えていました。

 

一番最悪だったのは、会社の資産がほぼ個人名義で、先代からの相続手続きすら親族間で揉めて財産が散らばっている状況でした。

散々後継者を迎え入れる準備はできていると言っておきながら何も用意していなかったのです。

 

会社の株ですら、親族に散らばっているものですからどうしようもありません。

 

私が入った時でも、経営改革をして他に事業転換等考えて動かないと行けませんが、両親が亡くなるのを待っていてはもう手遅れです。

さらに、もし頑張って会社を立て直した時に相続が発生したら、地獄の相続問題です。

 

親族という金の亡者が寄ってたかってくるのは目に見えていました。

 

権限も譲らないため私にできることは何もなかったのです。

 

だから、私は元嫁の家を出ることを決意しました。

 

最初は元嫁も連れて出ようかと思っていましたが、あまりにも身勝手な元嫁だったので私一人で出ていくことになりました。

 

そこから、離婚もできず長い長い別居生活に入ったのです。

 

私は、別に会社の後継者に憧れて婿養子に入ったわけではありません。

出会った時は元嫁が好きで実家の事業が苦戦しているから助けて欲しいと言われて、自分でやっていた個人事業を人に譲り婿養子に入ったのです。

 

そんな元嫁もお嬢様で自分がわがままだということも気づかずに生きてきたのでしょう。

なんならうちの会社に入れてやった的な態度をとり、一人遊び歩くようになったので私の不満が爆発するのも時間の問題ですよね。

 

本日はこの辺で。

また気が向いたらこの辺のことを身バレしない範囲内で書いていこうと思っています。

 

本日もありがとうございました。