戯言 その932 | ヘンクツ爺ィの戯れ言

ヘンクツ爺ィの戯れ言

自分が似非医療に堕とされたのは自業自得だったと思う。
しかし、そんな自分は多くの人たちから“裸心”の想いやりを受けた。
その人たちの身に起こった許せない非道や迫害の数々を視てきた。
この凄惨な事実があることを、絶対に伝えなければならない。

この地元民放局のHPから移記するNewS記事は
(9/8、21:00~21:18)日付での[なう]にて
愚痴っていた地元NewS記事です。



■「公健法の補償」求めた
水俣病原告に最高裁 逆転敗訴判決
 RKK(9/8 19:08)
水俣病をめぐる訴訟で最高裁判所は二審の福岡高裁判決を覆し
原告の逆転敗訴となる判決を下しました。
「想定していた判決3つのうち最悪のもの。
乱暴な判決」
(原告側 中島光孝弁護士)

「弁護団が最悪の結果という、逆転敗訴。
判決の瞬間、傍聴席からは
ため息が漏れました」
 (記者)

この裁判は水俣市出身で
東大阪市に住む川上敏行さん(92)が
2004年の民事裁判
いわゆる「関西訴訟」で勝訴して チッソから賠償金を受け、それを理由に
公健法に基づく障害補償費を熊本県が支給しないのは不当だとして、補償を求め3年前に提訴したものです。
この裁判では「同じ理由で被った損害が補われた場合、知事は一定限度で支給を免れる」という
公健法の規定を どう 解釈するかが争点となっていました。
8日の判決で最高裁の
小貫芳信裁判長は
「関西訴訟の確定判決で
川上さんの損害の全ては補われている」として
二審判決を覆し 原告敗訴
の判決を言い渡しました。
92歳と高齢の川上さんは
出廷できず 代理人が電話で判決を伝えたところ
弁護団への労いとともに
「がっくり来ました。
最高裁より上はないんですね」と話したということです。
この判決に蒲島知事は
「まずは原告の方に
長期間にわたるご心労を
おかけしたことに心が痛む思い
これからも県としては
真摯に水俣病問題に取り組んでいきたい」と話しています。



…だそうです! が、

原告は92歳という高齢。
ただ単に「金銭への執着があって… 強くて…」などということではないと
皆様にも 充分に 察せられておられるでしょう。

そして 何より
「最高裁より上はないんですね」の落胆の一言が

言い尽くせない無念を…
怒りを… 絶望感を…
全て表している!とは
皆様は思われませんか?

そしてこの非情の最高裁の判決もさることながら

この判決を聞いた熊本県の蒲島知事の発言が

決して[水俣病問題]だけの話ではなく
同時に、 「全ての被害者」に対する《残忍・残虐性》を示して見せ付けた!ということになるのではないでしょうか?