今日は。

間もなく霜月、11月ですね。涼しく・・・寒くなるはずです。。。

朝、開門扉の為、6時前後に境内を歩いていると、涼しい・・・ではない気温に、作務衣の冬物を有難く感じます。

 

さて、そんな職員の居る清浄華院ですが、なんと10月14日、土足参内の為の宿所となりました。

土足参内って何?という方には、以下転用です!

 

~朝日新聞デジタル2017年10月16日より抜粋~

 

比叡山延暦寺(大津市)の荒行「千日回峰行(かいほうぎょう)」を9月18日に達成した延暦寺善住院(ぜんじゅういん)住職の釜堀浩元(かまほりこうげん)さん(43)が14日、京都御所で国家安穏を祈願する「土足参内(どそくさんだい)」に臨んだ。回峰行を達成した大阿闍梨(だいあじゃり)にだけ許される格式と伝統ある儀式で、2009年の光永圓道(えんどう)さん以来8年ぶり、戦後14人目。

 千日回峰行は比叡山中など地球1周分の4万キロを7年かけて巡る。土足参内は、回峰行を始めた相応和尚(そうおうかしょう)が858年、わらじ履きで御所に上がって祈ると、天皇の女御(にょご、高位の女官)の病が治ったという故事にちなむ。

 釜堀さんはこの日、清浄華院(しょうじょうけいん)を出発し、僧侶や信者ら約900人とともに御所まで歩いた。森川宏映(こうえい)・天台座主(ざす)らと小御所に上がり、玉座(ぎょくざ)に向かって祈願をした。祈願を終えた釜堀さんは「御所の中に入ると一層緊張したが、ご加持ができ、行者冥利(みょうり)につきるとつくづく思った」と話した。

 

~以上、転用終わり~

 

地球1周分の4万キロを歩いたり、また、9日間にも渡る間、断食・断水・断眠・断臥で行(堂入りと言います)をされたり・・・まさに人間とは思えない行を無事に修されるのは、やはり仏様の御導きでしょうか。

因みに阿闍梨さんは、堂入りを終えられると、生身の不動明王と言われるようになります。

なんとも有難い。。。

そして、そこまでしての国家安穏祈願、畏れ多いです。

 

その土足参内の出発地点は、なんとここ、清浄華院なのです!

やはり清浄華院は皇室所縁の御寺ですので、その様な場所に選ばれているようです。

 

当日は、天台座主を始め、それはそれは多くの天台宗の御坊さんが御越しになっていました。

凄いです。

圧巻です。

清浄華院も、御前様が御出座です。

天台座主と並ぶと、やはり畏れ多いです。。。

 

御出発。

 

もうちょっと詳しく書こうと思いましたが、写真付きで、そこそこ詳しい内容が、清浄華院のホームページに載っております。

そちらを御覧くださいませ!

http://jozan.jp/