今日は暖か…というか暑いぐらいでしたね。
本山ではもう御忌に向けて準備が始まっています。
大殿も外は幕が張られて賑やかに、、中は襖が抜けて広々としています。
今日も浄山学寮さんに手伝って頂きまして、経机を並べたり、練習をしたりしました。
さてさて、こちらは御忌に合わせて、という訳でもないのですが、境内の一角に新たな建物が完成しました!!
手水舎です!!
こちら にもかきましたが、清浄華院には昔、手水舎がありました。しかしつきかげ苑を造った際に壊してしまい、再建が望まれていました。井戸や手水盤は去年の10月頃に完成していたんですが、この度建物「手水舎」も完成しました。
沢山お施主さんが付いてくださいまして、無事完成いたしました。
額も上がりまして、もう完成間近。後は寄進名を入れた碑が建ちます。
新たに掘られた井戸は「華水(けすい)」と名付けられました。
「華水(けすい)」の意味はと言うと…
まずは清浄華院の水ということで。
あとは『六時礼讃』に出て来る、
八功如意水
七宝自然華
にもかけて、かな~と。
極楽浄土の様子の一部を詠っている部分で、「八功如意水」とは極楽の清らかな水のこと、「七宝自然華」はその水に自然に七宝の様に美しく咲く花、という意味。
早い話が極楽の水になぞらえて、と言うことですかね。
あと、「華水供」という儀式があるそうで、ここでは簡単に言うと仏さまに供える水を華水と言うようです。
いろいろ意味があるんですね~
額の文字は真野龍海台下の文字。 額は篤志の方が作って下さいました~
水質検査もして頂きましたがとっても良い水らしいです。
お参りの際には、手水舎をぜひ使ってみて下さいね~