案の定、嘘はバレて合宿先に前会社の社長から、連絡が入った。
その時は、既に全てがバレていた為、嘘をついても意味が無いので、開き直って説明した。
後日、雇われていた会社に出向き、雇用保険等を引き取った。
多少の反省をして帰った記憶がある。
それから、1ヵ月後。
免許も、車もローンで手に入れ、会社も変わり新規一転し仕事も充実し出した。
その頃の俺は、彼女しか頭に無く、朝の通勤と夜の帰宅を一緒にしていた。
朝は、上野駅で朝食を取り、夜は新小岩のハンバンガー屋で、彼女が俺の帰りを待っていてくれた。
その当時は、ガキだったから、残業なんて言われたら、思いっきりガン飛ばして、空気を一変さていた。
だから、みんなは、諦めてくれていた。
その代り、時間内は頑張っていたと思う。
二十歳になり、成人式を迎えた頃には、結婚したいと二人の両親を合わせたが、両家の親とも反対されたが、交
際は認めると言われた。
21歳となり、十分に幸せな1年が過ぎた頃。
彼女が働いている会社内で、彼女にちょっかいを、出している男がいた事を知った。
そいつは、年上で学も金も有った。
当然、その事実を知った時は、嫉妬に狂い、自分を抑えられる様な経験も無かった。
彼女は、会社の女の子達と、1泊2日でスキーに行くからと言た。
当然、俺は信用していなかった為、泊まる場所の電話番号等を聞き、旅先に電話した。
すると、男の声がする・・・心が凍った瞬間だったね・・・
夜の8時位かな?
迎えに行くから、帰って来いと言ったのは・・・
そしたら、帰らない! いい加減にして!と電話先で言われた事を憶えている。
その日は、泣きじゃくった事も覚えている。
翌日、会社を休み、彼女を家の近くで待ち、話し合って、別れたいと言われた。
俺は、恥も外聞もなく、彼女に縋ったが・・・バッサリ切り捨てられた。
この世の終わりぐらいの感じだった。