お勧めパワースポット・聖地のご紹介:第28回
伊豆大島:
地球の火の輪が生んだ聖なる島
伊豆大島は、環太平洋火山帯(通称「火の輪」)という地球規模の大自然のエネルギーが生み出した純粋な自然のジオパークであり、その中心をなす火山の三原山は、古来山岳仏教・修験道の聖地でもあります。
まず①文献からこの伊豆大島の自然と聖地をご紹介し、その後に、②私たちが実際に、これらの伊豆大島を訪問した時のレポートをご紹介します。
最後に、③伊豆・大島を含めたひかりの輪のパワースポット・聖地巡りの思想や、聖地巡りの際に行うと心身の健康に良いヨーガ歩行瞑想に関する記事をリンクして、ご紹介します。
●文献からの伊豆・大島の自然と聖地のご紹介
●伊豆大島
伊豆大島や伊豆半島は、プレートの移動や火山活動など、太古からの地球のダイナミックな動きによって形成されてきました。この近辺は、プレートが3つも集合していて、「世界のどこを探しても同種の例を見ない、地球上の特異点とも言える場所」とされており、それだけ強いパワーに満ちた場所だということができます。
いわゆる太平洋の「火の環(わ)」を形作っており、環太平洋造山帯(太平洋の周囲を取り巻く火山帯のことで、日本列島も含む火山列島や火山群の総称)を構成しています(右図参照〈図はWikipediaより〉)。
これらの島々には、三嶋大社にお祀りされている三嶋大明神の妃や御子にあたる神様が、それぞれお祀りされています。伊豆諸島の信仰は、三嶋大社と深いつながりを持っているのです。
◎三原山
伊豆大島の中央には、約2万年前からダイナミックな火山活動を行ってきた三原山(758m)がそびえたっています。直近では1986年に噴火し、全島避難が行われたことで知られています。
山頂まで登ると、巨大な火口を見下ろすことができます。今も地球の計り知れないエネルギーが満ちているのを感じます。
そして、火口付近からは、同じ火山島である伊豆諸島の島々が、南に向かって、水平線の彼方まで連なっている壮大な光景を望むことができます(手前から、利島、新島、式根島、神津島などが見えます)。
◎三原神社
三原山の山頂には、三原神社が鎮座しています。三嶋大明神の第一王子である阿治古命(あじこのみこと)が、三原大明神としてお祀りされています。
大島には縄文時代から人が居住しており、火山の噴火を神の御業と見ていました。大島では、火山の火のことは、古くから「御神火(ごじんか)」と呼ばれ、崇敬されてきたということですので、大自然を神と見る原初の信仰が、この神社の根源にあるものと思われます。
1986年の噴火の際は、溶岩流が社殿を避けるように流れ落ちていったため、焼失や埋没をまぬがれたことから、神秘的な場所ともいわれています。晴れていれば、鳥居のちょうど向こう側に富士山を望むことができます。
3月18日
まずは熱海港から東海汽船で大島へ。
岡田港に到着
大島といえば「椿」がお出迎え。
車で三原山展望台の駐車場へ

活火山です 水蒸気が立ち上っています
地熱で暖かい
お鉢巡り
火口の反対側には砂漠もありました
三原山を下りてからは散策路を歩き、火山博物館で大島三原山の噴火について学び、その後、弘法浜へ。
椿は火山灰の土壌でも生きられる植物で島の重要な物産品
火山博物館
弘法浜
富士山も見えました
●参考情報 皆さんのご参考になれば
◆ひかりの輪のHPのパワースポット・聖地巡りコーナー
ひかりの輪のパワースポット・聖地巡りに関する様々な情報が掲載されています。その思想、過去の訪問地、上祐代表の聖地巡りに関する講義などです。
◆ひかりの輪の聖地巡りの意味合い
◆ひかりの輪の聖地巡りの予定
◆聖地巡りに関する上祐代表の講義動画
◆自然の中で行うと心身の健康によいヨーガ歩行瞑想の解説
●お勧めの聖地のご紹介
これまでひかりの輪で訪れてきた多数の聖地の中から、特にお勧めするところを厳選して、ご紹介しています(ひかりの輪公式サイトへ)。
ひかりの輪で巡ってきた数多くの聖地を、美しい写真をつけてレポートした記事です(ひかりの輪副代表・水野愛子のブログへ)。