現地ボランティア活動報告(3日目①) | 東北支援学生団体JoyStudy

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東北支援学生団体JoyStudyは東日本大震災を受け、東北復興のために【楽しく自分達に出来ることをする】という理念のもと、関東を拠点に活動している学生団体です!金銭的支援、啓蒙活動、現地ボランティアの3軸のもと活動しています!


こんにちは、Joy Study 1年のゆいです!





3日目の観光で私たちのグループは、
気仙沼・石巻の沿岸部を訪れ、被害の様子を見ました。



私が最も衝撃を受けたのは、やはり気仙沼に打ち上げられた漁船を見た時です。

この漁船は地元の皆さんの意向で取り壊し作業が始まっていたので、今回が自分の目で見られる最後のチャンスでした。



普段は水の上でしか見ない大型船が、地上で、
しかも海に面していない山あいにある光景を見て、
改めて津波の威力を感じました。



今では観光地化してしまったその土地にも、地元の人の生活があったのです。




漁船のすぐ横の一画にお花とお供え物がありました。そこで手を合わせると、自然に涙がこみ上げてきました。


まだ生きたいと思いながら波にのまれてしまった方々の無念さが…大きな波の恐怖におびえながら短い命を終えた子供たちの輝く未来が、頭に浮かびました。




何よりも、
この震災が誰のせいでもないこと、
誰が悪いわけでもないのに多くの人が悲しい思いをしなければならないこと

に私は悔しさを覚えずにはいられません。



また、私が観光で楽しみにしていたのは気仙沼の「氷の水族館」に行くことでした。


本当に本当に行きたくて、
事前にすごく調べたのに、直前になってホームページで「震災の影響で営業しておりません」という表示を見ました。

それでも跡地だけでも…と思って行きました。



ですが、跡さえもなく…

私としては思いを入れていただけに泣けてくるほど寂しい気持ちになりました。



地元民でない私ですら、
こんな気持ちになるのですから、
所有者の方はもちろん、地元の人たちの悲しみは計り知れません。




しかし、私がいつまでもクヨクヨしていても仕方ありません。


気仙沼の復興屋台村で出会った海鮮丼屋のおばちゃんはとても元気で、
おばちゃんの笑顔を見ると自然と私も笑顔になっていました。

きっと震災でつらい思いをしたはずなのに、町の人たちは皆、前を向いて頑張っています!!



その姿に私は自分のできる最大限のお手伝いをしたいと心から思いました。



自分に出来るのは、そんなにたいしたことではないのは分かっています。



それでも…それでも私の少しの努力で笑顔になってくれる人がいるのなら、私の努力には価値があると確信しました。






その事に気付かせてくれた
今回の現地ボランティア、

行ってよかった!と心から思います。






そして、
ジョイスタに入ってよかった!!!
という気持ちでいっぱいです(*^_^*)





長々読んで下さってありがとうございました。




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