喋る馬 | JOYRIDE Official Blog

喋る馬

面白かった。。。

バーナード・マラマッドの短編集。。。。

予備知識も何もなく
柴田元幸さん翻訳という事と
本の表紙を見て
なんとなく手にして
パラパラ読み始めたら
引き込まれてしまった。


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登場人物は
どれも貧しい
ユダヤ系アメリカ人。

孤独で
暗い話なのに
それだけで終わらない
魅力がある。

特に印象に残ったのが
ユダヤ語を話す鳥が出てくる
“ユダヤ鳥”と

辛い境遇のマニシェヴィッツの所に
天使と名乗る黒人のやってくる
“天使ラヴィーン”。


あとがきで
柴田さんも語っているが。。。

正しく生きるというのは
どういう事なのか
つねに自分で考え直す事を
求められる。

だからこそ何度読んでも
新しいと。。。

柴田元幸翻訳叢書シリーズ。。。

第一弾のジャック・ロンドンも
気になります。