亡くなった主人の誕生日に思う事 | ジョイカルテットへようこそ

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今日は5月27日 亡くなった主人のお誕生日です

生きていたら83歳 どんなお爺さんになっていたかな~

なんて考えながら 仏壇のお掃除をしてお線香をあげました。

 

早いもので あの暑くて辛かった夏から17年も経ちました。

夏の暑さは17年前よりも 今のほうがもっと暑くなっているけれども

辛さはあの当時と比べて 随分と柔らかい穏やかなものに変わっています

 

多分この17年間いつも近くに主人を感じながら暮らしてきたからかもしれません

何か決断しなくてはいけない時でも 迷ったときは

パパならどうするかな と考えながら私なりの決断をしてきました。

娘たちに相談するのは 大方私の方針が決まってから 最後の確認だけです。

娘たちも自分たちの事で精一杯 私の事で二人を煩わせたくありません。

 

とはいっても 日々の生活の隅々で 怒ったり 悩んだり 悔しがったり 

私の事で時々二人の娘がイラッ!っとしてしているのは重々承知していますが 

お互い生身の人間ですから仕方ありません まさにこれぞ ”お互い様”

三人がほど良いバランスと距離を保ちながら助け合って暮らしているのですから 

”良し” としましょう。

これって どこのお家にもあるごく普通の日常ですネ。

 

思い返せば17年の間には 大きな決断をいくつかしてきました

それが正しい決断だったか 間違った決断だったかは私には分かりません

今現在 何事も差し障りなく暮らせているのですから どうにかやり過ごせたのかな~

もし決断を間違って もっと良い人生があったとしても 今となっては ”後の祭り”

良くも悪くも私らしい生き方をしたわけですから ”良し” という事にしておきましょう。

 

そんなことを考えながら般若心経を唱えて さあ~問題はこの先です。

私は今年77歳 もう少し今の状態で暮らせたとして

その先は主人ではなくて娘たちと相談しながら決断していかないといけませんネ

私にできるかな~ ”老いては子に従え” なんて ・・・ 。

 

でも 多分心配する必要はなさそうです

5~6年もすれば 何もかも面倒になって娘たちに丸投げしているかも

私は主人から卒業して 娘たちは母である私から卒業して ・・・ 新しいステージへ。

そんな日が来たとしても それはそれで ”全て良し” と思うことにしましょう。

 

理屈では判っていても 

子に従うのはとてもとても難しくてできないかもしれないけれど

たくさんの ”しがらみ” から脱皮して 身軽になれるかもしれません。

それも良いかな~~~~。