天音の子育て | ジョイカルテットへようこそ

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最近天音は ”天音ちゃん子育てしているの” と言います

 

天音が保育園の年長さんになった4月 

 年少さんで入園してきた男の子のA君のお話です。 

毎朝大好きなお母さんと別れるのが辛くて 可哀そうに泣いています。

見るに見かねた天音はA君の手を取って お教室へ誘って朝の準備を手伝います。

 

なんてったって 天音はこの保育園4年目の古株

その上彼女の家は保育園のすぐ近くで いつも母親を感じていられます。

それに比べてA君はまだ入園2カ月 多分初めての集団生活なのでしょう。

 

4月末天音が風邪をひき保育園を休むので 私はベビーシットに行きました

朝8時半 A君の大きな泣き声が天音の家まで聞こえてきて ・・・。 

”泣いてる~”

”天音ちゃんだって風邪でお休みすることあるんだから 一人で頑張らなきゃ”

心配そうに小さな声でつぶやいていました。

 

5月も半ばになった昨日 天音と ”トランプの神経衰弱” しながら 

"天音の子育てはもう終わったの?” と尋ねました

嬉しそうな顔をして ”朝は泣かなくなったよ音符

”でもまだちょっと お着換えと給食の時だけダメなの” と残念そうに ・・・

”だから天音ちゃんお着換え手伝ってあげて お魚なんかは小さく切ってあげるの”

”それにお散歩のときはいつも手をつないで行くよ”

 

”そうなんだ~ 早く泣かないで皆と遊べるようになると良いわね”

 

そんな会話をしながら 来月の小学校のクラス会を思い描いていました

今年は私達昭和22年生まれは ”喜寿” です。 

77歳のお祝いなので例年より少し盛大に集まります

小学校を卒業して64年 私たちもすっかりお爺さんお婆さんになりました。

 

腕白でいつも先生に叱られていた子も

偏食で5時間目になっても一人泣きながら給食を食べていた子も

四谷の土手で虫を捕まえてきては 女の子を怖がらせていた子も

 

全員揃って77歳

 

それぞれ厳しい競争社会で働き子育てをして いつの間にか77年。

どの時代を生きても 楽しい事ばかりの人生はなかなかありません 

もしかしたら辛い事のほうが多かったかもしれないけれど

皆とても ”良い顔” をしています

良くも悪しくも豊かな人生を生きた証ですね

 

私たちは団塊の世代。  ・・・ 一クラス66人で6クラス 多いですね。

でもこの年になると毎年集まるのは20人ほどです。

今年も元気いっぱいあせる? 一人も欠けることなくクラス会に集まれますように。

 

そして 

もしかしたらA君のご両親も心配しているかもしれません

でもきっと大丈夫 人生100年の中の ほんの1~2カ月の出来事です

 

子供達が大人になった時 それはきっと楽しい想い出になっているはずです。