杉森小さんと練習試合

杉森小さんは昨年の六地区大会決勝で

サヨナラ負けした相手。永遠のライバル校です。

しかし昨年度ほぼ全員卒業し、チーム再構築中です。

一年生も5人入部したそうです。

 

本日、杉森小+二小でシャッフル試合です。

 

この一枚の写真を見て、

どういう感想をお持ちになりますか?

 

①第一問

秋晴れでソフト日和。気持ちよさそう。最高!!!

 

②第二問

うちのエース。

彼は低年生の時から投手一筋。

この頃は、

コーチ  「今日は投げるか?」

彼    「投げたくない、やりたくない。」

コーチ  「じゃあ今日はやめておこう。」

気を使ってました。そんな選手でした。

 

今は、

コーチ  「今日は頼むぜ!」

その言葉だけで完結します。

 

③第三問


キャッチャーも、何人かいます。
扇の要、司令塔、女房役。

防具を付けるのもたどたどしかったけど、

コツコツ練習した積み重ねが成果を結んでいます。

 

彼はまだ入部してまだ一年程度。

最初見たときに光るものを感じました。

キャッチャーやらせて正解!

と思っています。

 

光るものって何なのか。

「身体能力がある。」

そんなことではないんです。

彼は人をひきつける魅力、

いつも中心にいて、みんながいじります。

 

彼だけは私の指導方法が違います。

ちょっとのミスでも我々、すぐ指摘します。

「彼は絶対へこたれない。」

その壁を”笑顔”で登ります。

こんなに早くチームになじんで、

監督の私と友達のような会話出来る子、

他にはいない…。(笑)

 

④第四問

そして低学年を代表して、内野を守る二年女子。

お兄ちゃんの影響もあり

「負けず嫌い」、「ソフトLOVE!」

彼女がこの世代を引っ張ります。

彼女に代表されるように、

低学年はまだまだ集中力がなく、

守備中に座る子もいます。

 

彼女は座りません。ボールから目を離しません。

この構えを見ればわかりますよね?

 

そして、周りの子が「負けたくない」と言う

思いを持ち始め、みんな気持ち「アガってます」

 

【まとめ】

ここのところ毎週試合。それはなぜ?

 

・校庭が使えないから

・他校とコミュニケーション

・ルールを覚える

・大会が近いから

 

全部正解かもしれません。アゲ

 

但し一番の狙いは

・みんなの気持ち「アゲる」

 

個性あふれる児童が揃っています。
個性を活かし伸ばしていくこと。
それこそ我々コーチの使命です。
 

低学年が試合するレベルにあるのか?

答えは『NO』

 

内野ゴロ、フライでアウトは取れません。

ボール球に手を出してもらって三振アウトだけです。

「試合に勝つ」 

今は必要ない。

 

真剣に取り組むこと

児童が達成感や満足感を味わうこと。
友達を見て、自分も出来る、やりたいと思うこと。

相乗効果ってヤツ!

 

それを忘れずに接していく。

会話して気持ち聞いて接していく。

双方向コミュニケーション

コーチも児童も全員で…。

 

アガっていきます。