クリスマスの次の日。
わたしは通勤しながら
何かと相談していた整体師さんに
メールでこの状況を伝えていた。
カウンセラーでもあるため
夫婦問題に詳しかった。
“(離婚話から)
激高して危害加)えちゃう人も
いるからご主人の様子がおかしかったら
連絡して”
など、わたしでは想定できない事を
心配してくれたり、
すごく助かっていた。
その整体師さんから
慰謝料請求のことについて
「彼と奥さんは2人で
協力しあってるように見えます。
それでいいのですか?」
と返信が来てハッとした。
Hはそのつもりはないだろうが、
やっぱり嫌だ、と思った。
その場ですぐHに連絡した。
「今日、弁護士のところに
奥さんは行かないんだよね?
わたしも一緒に行ってもいい?」
その方が何かとスムーズだと思うし」
「たしかにそうだね。
俺はいいよ、ぜんぜん。」
と返信が来て、嬉しかった。
弁護士から、何かと
わたしの関係について細かく聞かれるだろう。
ならば一緒にいた方がHも安心だろう。
そう思っていたけど
その日のアポはキャンセルになったと、
Hから連絡が来た。
「時間があるなら、今日の夜に
アポが取れるところ、一緒に探してくれる?」
Hからそのような依頼がきて
「うん。探してみる!」
と意気込み、その日仕事そっちのけで
ひたすら弁護士探しに奮闘した。
けれど、そもそも。
当事者でないとアポが取れないこと、
第三者にあたるわたしは同席できないことが
わかった。
だから、奥さんもアポがキャンセルになっていた。
何十件あたっても、同じ返答で
そのようなルールなんだなと、社会勉強になった。
結局Hが一件、その日の夜に電話での
アポを1つ取れたと報告があった。
「じゃあ、わたしも一緒に横で聞いてるね。」
と伝え、夜にまたカフェで
会う事にした。
イルミネーションが綺麗な有楽町の駅前は
年末で人の流れが多くて活気があった。
みんなそわそわしていて楽しそうだけど、、
わたしは違う意味でそわそわしてるな。。
年末にこんな問題に取り組んでるカップルって
そうそういないよな、たぶん。。
などと思いながら、ちょっと状況を
楽しんでる自分もいた。
Hは30分ほど電話で弁護士と話していた。
そして、
「うまく交渉すれば、請求の半分以下の金額まで
下げられるんじゃないかって。」
とのこと。
「よかった。。。」
とほっとした。
交渉するのは弁護士さんだけど
その日、この後どう交渉していくのか、
シミュレーションしていた。
このように何かに
2人で取り組むことが初めてだったし、
一緒に協力できることが嬉しかった。
そして、わたしはずっと考えていたことを
Hに打診することにした。