「大変だった?
どうだったの?」
と聞くと、
「昨日の夜に
話したんだけど、
『一緒にいたんでしょ!』
と最初からすごい剣幕で詰められたよ。」
どうやら、
電話に出ないタイミングが何度もあったこと
初詣に一人で行った。。。など
奥さんからしてみたら
どれも怪しく
やはり疑っていた、と。
Hはひとしきり
奥さんからの攻撃を受けた後、
わたしと一緒にいたことを
素直に認めたという。
すると、当然ながら
奥さんは激怒。
「『はああ??
何言ってんの?もう会わないでって言ったでしょ!!』
ってすごく怒っていて。。
とりあえず感情を吐き出させたあと、
。。話したよ。
別れたい。
リサと一緒にいたい、って。
家を出る予定だからって。」
自分の気持ちに正直で
取り繕わないところがHの魅力だけど、
まさかそんなストレートに
伝えるとは思わなかった。
「。。よく言えたね。ありがと。」
とまずは伝えると、
その後疲れた口調で続けた。
「その後なんだけど。。。
急にばーっと台所行って、刃物を取り出して。
そのまま外に飛び出したんだよ。」
「え」
どうやら、
奥さんは、『許さない!』と
わたしへの怒りの感情を露わにして
車でわたしの家に向かおうとしたらしい。
Hは必死で追いかけて、1時間くらい説得させて
何とか家に連れ戻した、と話した。
「何度も振り払おうとするのを必死で止めたら
今日筋肉痛だよ(笑)
すごく大変だった。。」
感情が高ぶりすぎると
コントロールが効かなくなることが
これまでもあって
Hはなだめ方がわかってるようだった。
でもHが心配していたのは
こういうことか・・・
奥さんになかなか話ができなかった理由を
痛感した。
「別れたいと思ったのはリサと
こうなる前だということも話した。
だから、リサと接触はしないでと強く
言ってある。
携帯番号を聞かれたけど、絶対教えないから。
ただリサの住所はナビに残ってて知ってるから
一応、気をつけて。ごめん。
今日はもうだいぶ落ち着いて出かけたくらいだし、
何もないと思うけど。。」
Hは申し訳なさそうに
話した。
「うん大丈夫だよ。
大変だったね。」
複雑だったけど、
話してくれたことは嬉しかったし、
Hもどこか達成感があった。
そして
奥さんはその後、
思わぬ方法でわたしへの接触を試みた。
