次の日、
久々に遅くまで寝ていると、
そのうちHから電話がかかってきた。
「一応、ずっと家にいることになっているから、
家の中を片付けてたよ。」
「そうなんだ。
今日は実家に迎えに行くの?」
「うん。昼過ぎに出て、家には夕方くらいに帰ってくるかな。
。。色々嫁に聞かれると思うから、正直に話してみるよ。」
「うん。わかった。」
「今日はもう連絡できないと思うから、
明日時間を見つけて連絡するね。」
「うん。気をつけて。」
そんな会話を交わして、
明日までなるべく穏やかに
過ごそうと、
わたしも家の掃除に取り組んだりした。
そして、休みの最終日。
夫や家族は夕方帰ってくる予定だった。
不在の間、夫からの連絡は一度だけ。
両親や兄弟に
離婚することになった経緯を丁寧に話し
実家に戻る話をしたとのことだった。
家族の反応は、
わたしと会えなくなることは
悲しくて複雑。
でも息子たちと孫たちが近くにいてくれることが
すごく心強い。
結果、喜んでいたとのこと。
夫は転園予定の保育園の願書をもらったり
着々と準備を進めたようだった。
夫の離婚は順調に進んでいるな・・・
その時の気がかりはHのことだった。
Hは昨日奥さんと話せたのだろうか。
すごく気は重そうだったけど、大丈夫だろうか。。
そう考えていると、
Hからの電話が来た。
「今嫁はいなくて、子どもたちがいるから。」
と小声で話し、
「昨日、話したよ。
。。いろいろあった。」
と続けた。
