その時は
その後の展開は全く
わからなかったけど、
Hが自分なりにしっかり気持ちを
伝えてくれたことで
何か前向きに変化が
起きていくような気は
変わらずしていた。
奥さんが突然訪ねてくる可能性とか、
心配ではありながらも、
近々不動産屋さんに行こうね、と
Hと約束して
とりあえず家の様子をみることにした。
・・・
2日くらい経ち、
めずらしく仕事中に、
一番仲のいい、
同じく大学時代からの友人の
Jから電話がかかってきた。
出ると、Jは興奮気味に、
「ごめん、仕事中。
電話がかってきたの!!」
と話してきた。
ん?
もしや、、、
一瞬で緊張した。
「え 誰から?」
と聞くと、
「Hの奥さんから!」
ああやっぱり。
もしかしたら、とは思ったけど、
まさかな〜。。
とも思っていた。
わたしたちの存在は
Hから聞いて
前から知っているだろうけど、
面識は全くなかったし、
そもそも番号をHが
教えるはずがなかった。
するとどうやら、
Hの携帯から隠れて
入手したとのこと。
「Hがリサの連絡先を
全部消していてわからない、
でもどうしてもリサと連絡を取りたいから、
絶対に連絡するよう伝えてほしいって。」
そして
旦那に別れたいと言われたけど、
どうしてもわたしと直接話したい、
話さないと納得できない、
と話したという。
「わたしは、リサにはこの事は伝えるけど、
あくまで賛成でも反対でもない立場を
取ってるんで、それ以上は何も言えない
と押し切ったよ。」
Jがそのように交わすと、
徐々に
口調が激しくなり、
Hのことを
いろいろなエピソードを交えながら
こてんぱんに
罵倒しはじめたらしい、
「あいつほんと、
クソ最低なやつなんです!」
そのヒートアップぶりに
Jはびっくりして、聞いていて嫌な気持ちになり
友人なので聞きたくないです、
と言ったそうだが、
「いや、聞いてください。それでもリサさんは
一緒になりたいんですか?
それが心配です。」
と答えたという。
「とにかくわたしは何も言えないです、と
答えたよ。」
「うん、ありがとう。ごめんね。」
「あーびっくりしたよー(汗)」
電話したことは、
ぜったいにHに言わないで
と釘を刺されたという。
ひしひしと奥さんは気持ちは伝わった。
だけど、
わたしと話したい気持ちは
わかるけど、
友人を巻き込み
Hの悪口を吹き込むその行動は
いかがなのだろう。
怒りが沸いて
奥さんと直接会おうかなという
衝動にかられた。
けど、ここはとりあえず
Hに相談だ。
言わないでと言われたけど、
Hには隠し事はしたくない。
その日の夜、
Hに電話で報告をした。
