「ボーナスは部長と課長が決める
ようにしてほしい。」
社員数30人規模の社長が言い
ました。
この規模ですと、まだ社長が社員の
一人ひとりの給料や賞与を決めて
いる会社さんもあったりします。
(2千人規模の会社で、社長が
給料と賞与を決めている会社も
ありました。驚きです。)
冒頭のセリフに込められている
メッセージは2つです。
1つは、社員一人ひとりを見切れ
ないから、自分ではなく、直接
見ている人が決めて欲しい。
そして、社員が納得のいくものに
してくれというメッセージ。
給料・賞与に関する社員からの
不満を解消したいという想い。
もう1つは・・・
納得の行くものにする代わりに
総額の人件費を業績の変動に
応じて変えられるようにしたい
という想いもあります。
なぜならば、
日本の企業の多くは、毎年給料が
上がっていき、年々人件費は
上がる一方で、売上は年々上がって
いくとは限らない、つまり、利益
を圧迫していくことになるため
です。
このままいくと、リストラせざる
を得ない状況になっていきます。
なので、
人件費を業績と連動させることで
人件費高騰による利益圧迫を防ぐ
仕組みを導入する会社もあります。
が、しかし
過去に私もその仕組みを導入して
きたことがありますが・・・
その結果はというと・・・
確かに利益の圧迫を防ぐことは
出来ました。
でも、
社員の方々の泣き寝入り状態の
場合がほとんどだったと思います。
「仕方がないよねえ」
と。
これは手放しに良い状態とは言え
ません。(反省)
経営者と社員の対立構造になって
いますから。
なぜこうなるかというと
社長が執着しているから。
これを放っておくと会社を維持
することが困難になってきます。
例え、維持し続けられたとしても
ずっと経営にストレスを抱える
ことになります。
なので、
囚われていることを手放していく
といいと思います。
簡単に手放せと言われても、そう
簡単にいくかと思う人も多いと
思います。
でもやるのです。
と同時に、社員の方々に対して
「いつも働いてくれてありがたい」
と心の中で何回も何回も何回も
つぶやきながら接するといいと
思います。
これを毎日続けます。
半永久的に続けます。
何があっても続けます。
・とらわれていることを手放すこと
・ありがたいと念じながら接すること
恐らく、多くの方がやったことが
ないことかもしれません。
だからこそ、それらをすると
今までにない変化を起こすことが
出来ます。
社長自身に良い習慣がついていき
ます。
社員が寄ってきます。
対立構造がなくなっていきます。
この段階になった時に、業績と
人件費を連動させる仕組みについて
社員達とオープンに話し合うと
よいと思います。
そうすることで
経営が良い循環に入っていきます。
今以上に輝く会社にしていきましょう。