友人に誘ってもらって
「タオ 老子」を学ぶ講座に初めて参加しました
「老子」は紀元前の中国春秋時代の哲学者
講座の細かい内容は覚えていませんが
講師のお話で印象に残ったのは
「私たちは、私という国の王様なのに、目先の欲、周りの評価、
社会の常識など外側のものに王様の座を開け渡してしまっている」
ということ
私たちは、それぞれ独自の個性・才能を持って生まれ
それぞれの内側に、心からやりたいこと、思いがあるはず
それにしたがって、自分の人生を生きるのが「王様」
別の言い方をすれば、人生の「主人公」として生きるということ
でも、実際には
「お金が儲かるから」
「社会的に成功できるから」
「親がこう言うから」
「周りの人にこう思われるから」
「これが正しいことだから」
など、自分の思いより、外側のものを大事にしている
まさに、それらの「家来」
また、「●●のせいで私はこうなってしまった」という考えも
自分を王様の位置から引きずり下ろし「被害者」にしている
私も、さんざんこんな生き方をしてきたな、と感じました
ただ、自分の思いを大切にするといっても
「自分さえよければ他人はどうでもいい」
というエゴの「生き方」を勧めているわけではありません
老子も、「本当の自分」につながる、「道(タオ)」につながる
ことの大切さを説いています
そんな「生き方」の一つのヒントが、
以前のブログで取り上げた「ハート(心臓)の知性」
ハートから湧いてくる「本当の思い」にしたがって生きる
それが「主人公」として生きる、ということではないかと思うのです