先日参加した講演会で「ハート(心臓)」について

凄い話を聞いてきたので、3回に分けてシェアしますね

 

「心臓」は「血液を送るポンプ」だということは

ご存じだと思うのですが

実は、それだけではなかったんです

アメリカに「ハートマス研究所」という研究機関があり
30年以上も前から心臓について研究を続けています


そこでの研究によると

心臓の周りには、脳と同様の神経細胞があり

学習、記憶、決定などの能力を持っている、とのこと

ハート(心臓)の心拍リズムが整っている状態では

頭の思考を超えた「直観」と呼ばれるような

答えをもたらしてくれるそうです

よく「自分の心に聞いて見なさい」と言いますが

まさに「ハートの知性」に聞くということなんですね

 

また、心臓は脳に大きな影響を与えています

「心臓」と「脳」は太い神経で繋がっていて

相互に情報をやり取りしていますが

「心臓」が脳へ送る情報量は

「脳」が心臓へ送る情報量の約10倍になる、とのこと

(つまり心臓が脳をコントロールしている)

心臓の心拍リズムが乱れると

脳の「視床」や「扁桃体」の働きが乱れます

 

「視床」の働きが乱れると、考える、記憶する、

学習する、判断する、といった能力が低下

「偏桃体」の働きが乱れると感情機能が乱れ

鬱、発達障害、トラウマなどの精神疾患を発症

 

さらに、心臓は、以前お話しした「オキシトシン」などの

幸せホルモンを分泌する、とのこと

 

心臓が円滑に機能することが

心身の安定に不可欠なのが

お分かりいただけたと思います

 

次回は、心臓を円滑に機能させるための方法を

お伝えします