ちょっと歩くと、いろんな花が道ばたに咲く季節になってきましたね。
例えば通勤路。こうしたお花や植物が目に入るだけで、急いだ気持ちでいたのに、息が深くなるのを感じる。ちょっとした緊張がほどけて、肩がいかつかったことに気づかされる。
ありがとう、ありがとう、ありがとう、と思わず花たちに小さくつぶやきながら歩く。
そんな春先の日のこと。駐輪場の近くに紅梅が咲いて。
梅の薫りがただよっていました。
ちょうど夫が少し離れたところにいたので、夫の方へ歩いていって、「あそこ、すごい梅の薫りがするよー。紅梅が咲いてるよー。」と報告。
本当は違う方向に行こうとしてた夫。
「ちょっと、俺も行ってくる」と。
私ももう一度戻って、二人で梅の木を眺め、ふんふんと薫りを吸い込みました。
こういうところは、本当に夫の美点である。
あぁ、私、この人と結婚してよかったなと、しみじみ。
そして梅にこの記憶が重ねられていく。ゆたかだな。
写真は京都の城南宮さん。
梅と椿で有名な、方位除けのお宮さんです。
過去の2月と3月に訪れた写真から。
なるべく同じアングルを探してみました。
2月
3月
2月
3月
ふふふ。ヒトも増えます。
メジロさんもあちこちに
ありがとうとございました。