ゴールデンウィークに、偶然目にしたテレビ番組。

 

 

これを見て、気持ちに火がつきました。

前半は老齢の両親のこと、後半は40歳代の自分のことを重ねてしまいました。

 

 

 

そう、「断捨離」。

「断捨離」って、聞いたことはあったけれど、自分なりに掃除もしているし、そこまで物も多くないし、今までまったく引っかからずに通りすぎていました。

 

 

 

 

でも。この番組を見て、断捨離って単なるお片付けや収納術じゃないんだと。

空間=自分 なんだと。

だから、考えるよりも先に、まず、手と身体を動かして空間の方をいじってしまえばいい。そうしたら、結果的に「自分」がわかる。「自分」が変わる。

 

これは、夫のヨガにも通じることだなぁと思いつつ。

 

 

キッチン→ダイニング→書類棚→リビング→クローゼットと、4日間くらいに分けて作業をすすめました。そうしたら、出るわ出るわ。

毎日、大きいゴミ袋で5〜6個分は捨てました。

 

 

 

そして、一番「自分」が出るから厄介だろうと踏んで、最後に持ってきた「本棚」。

 

 

まず、本棚全体を目にして思ったことは、意外にも「全部、なくてもいい」ということでした。どれを残すか、ピンとこない。

 

 

 

でも、セオリーどおり。まずは、手を動かしてみる。

そうしたら。

ありました。

 

私の手が止まった、本。

そうだった。

 

それは、夫から誕生日のプレゼントでもらった、絵本2冊。

 

↓絵本についてのブログ記事。

 

 

これで、私の中に「基準」が生まれました。

これと同じくらい、手にとったときに気持ちが軽やかになる本を残そう。

 

 

結果、それまでは、これはずっと捨てない本だなと思っていたものも、捨てることに。

 

捨てたもので一番多かったのは、いろんなセミナーやスピリチュアル系のセッションや資格の資料。

こんなにあったんだ????!!!と、意外なほどの量がありました。

それらは全部、「処分」。

1ミリも気持ちが動かないことに気づかされました。

 

 

それらの資料を、

 

「大事だ」と思ってた。否、思おうとしてた。

 

なぜなら、「大事なもの(好きなもの)がある自分」でいる必要があった、から。

「好きなものがある人=幸せ」→「好きなものがある私でないと幸せになれない」から。

 

 

これらの資料を、一つひとつ破ったりファイルから出してはゴミ袋へ。

そうしているうちに気づいたこと。

 

 

そこには、「空虚な自分」がいました。

埋めても埋めても埋まらない。

 

何も持ってない、才能も、お金も、人間関係も、努力できる素質も、人に好かれる性格も、好きなこと・熱中できることも、何も、何も、なーーーーーーんにもない自分。

そして、そんな自分に怯える自分。

 

 

「あぁ、私は、こんなにも怯えて、埋めようとしてきたんだなぁ」と涙が出ました。

 

 

よく頑張ってきたなぁ。

もういいんだよ。

そんなふうに、いとおしく感じました。

 

 

今だって、何にもないけれど。

不思議と、それでいいと思えるのです。

 

 

 

残ったものを並べ(飾り)直した本棚には。

 

一番多いのは、旅行ガイドや旅行記。

次は、過去に訪れた美術展のカタログ。

どれも、今度は夫と一緒に行きたいなぁと思っているところのもの。

 

自分でも意外なのは、お能や日本の着物の色使いの本。

 

いずれも、「これから」のことに向かっている本たちが並びました。

これが、今の「わたし」なんだな。

 

お気に入りのものばかりになって、本棚を眺めたり、そこにある本をちょっとした隙間時間に手にとることが多くなりました。

 

 

断捨離前の本棚のままでいたら、夫からのあの絵本ですら、他の本や資料の中に埋もれていた。

(今は、一番目について、いつでも取り出せる。)

それって、自分にとって大切なことが、わからなくなるということだよなぁ。

 

 

 

他のどの場所よりも、この本棚を断捨離したら気持ちがスッキリしました!

でも、最後にやるというこの順番も大事だったように思います。

 

 

 

 

我が家の断捨離、残るは、押入れです。

ここは、「見て見ぬふりをしていたモノ」が詰まっているから、気合が必要!

独力じゃなく、夫の協力も必要そう・・・。

 

 

 

でも、たのしみです。

 

 

 

ちなみに。「断捨離したら、自分がないことに気づいた」というこちらの動画もおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

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