写真を撮ることの醍醐味は、カメラをとおして花たちとつながることです、私の場合。
上手に撮れたとか、いい構図だとか、誰かに褒められた、とか、それらは二の次、三の次です。それくらい強烈です。
ファインダーをとおして、目が合う、意識が通じる、そんな瞬間があります。
そのときは、静かに、心がふるえて、涙が出ます。
「法悦」とでもいうのでしょうか。
今年は、コロナで満開時期と行動自粛が重なってしまった桜。
桜の下にいた時間は、例年よりもずっと短かったと思います。
でも、そんな今年、ふと、「法悦」が訪れました。
それは、ほんのわずかな時間なんだけれども。
私の桜熱は、瞬時に満たされました。
特に素晴らしい写真というわけでもないけれど。
私は、もう、これだけで十分。
こういう景色も好き。人の生活とともにある桜。
ごく普通の民家のお庭の立派な桜。
外出自粛前に滑りこみセーフで
御岳渓谷へ行くことができました。
御岳渓谷の美しい水。
その水で造られているのが、東京の蔵元と言えば名前があがる
「澤乃井」の小澤酒造。
醸造所の見学をさせていただきました。
敷地内の湧水。これでお酒をつくっています。
見学の後、御岳渓谷の桜に囲まれた「利き酒処」にて。
うきうきワクワク、利き酒に夢中な夫。
※実は、昨年も御岳を訪れて、酒造見学の直前にぎっくり腰になり、
やむなく帰宅した夫殿。リベンジで喜びも一塩のようです。
水と桜は、仲良しですね。
桜は、水際にすまうことを好むそうです。
ご覧くださいませ
○ヨガも料理もできちゃう夫のブログ
「胸に、空 見せて」
2春2020年春の花(今後も追加予定)
シャスタの写真