今日は、関東地方平野部も雪になりました。
よく降ってます。
さてさて。京都の冬のお庭めぐり(☆京都2.重森三玲のお庭)
とにかく冷えた!
ので、あたたまりましょう
京都と言えば、お豆腐
京都は湧き水が豊富な土地です。
京都の地下水は、琵琶湖の80%ほどの湧出量があるそうですよ。
ちょっとずつお水の質が違っているとか。
茶道も、お料理も、お菓子も、京都のよいものは、全部このお水が支えているのですね。
今回訪れたのは、ずっと行きたいと思っていた産寧坂にある「ゆどうふ奥丹清水」
夫どのが1ヶ月前から予約してくれましたわーいわーい。
おそらく、予約なしの場合は待ち時間が長いのではないでしょうか。
予約順でお席が決まるようです。
おそらく、予約席がお庭に面した窓側。
すてき。
早い時間帯で予約したので、しばらく貸切状態で、静かな空間を満喫しました。
コースは、4000円の「昔どうふ」か、3000円の「おきまりどうふ」かの2種類(・ゆどうふ・木の芽田楽・とろろ汁・胡麻どうふ・精進天ぷら・ごはん・香の物)。どちらも、同じ品数で、湯豆腐のお豆腐の種類が異なります。
お店の人の説明によると、「昔どうふ」は木綿のようなしっかりとしたお豆腐、「おきまり豆腐」は絹ごしのような滑らかな食感のお豆腐、とのこと。
この説明で「おきまり豆腐」を選んでしまう方、多いんじゃないかしら。
(実際、そうでした。特に、若い方。)
私の絶対のオススメは、「昔豆腐」です。
っていうか、奥丹清水さんに来ていて、「昔豆腐」をいただかない意味がわからない!!!
あの店員さんたちの案内の口上は、一体、何の策略なのかしら
昔豆腐は希少品だから、なるべく、注文が入らないようにしているのかな・・・と勘ぐってしまう。
「昔どうふ」は、毎朝、この奥丹清水さんの地下の工房で、お水とお豆や道具も昔ながらのものにこだわって、全くの「手づくり」によって作られています。お豆なんて、石臼で挽くのですよ、石臼。
石臼は機械と違い、低温のまま安定した状態で、素材の旨味と栄養素を最大限に引き出してくれます。
ということで注文。
私「昔どうふ!!!」
夫「じゃ、おきまりどうふで。」
私「えなんでここはぜったいに昔どうふでしょ」
夫「いいの。あえて、比較してみましょ。」
どこまで、面白いこと好きなんだ。
まぁ、これが、複数人で来ることの醍醐味でもありますね。
ということで、いざ、実食
いやぁ。
美味しい。
美味しい。
美味しかったぁ。
やっぱり違います。
豆の味が濃い。
滋養たっぷり。
ふぉ。しあわせ。
上の段に 昔どうふ
下の段に おきまりどうふ
夫の選択どおり、2種類を比較するから、お互いのよさや違いが引き立って、よく味わえる。
あのね。やっぱり、「昔どうふ」です、絶対
夫どの、ありがとう。
さて。お店を出たら、大混雑の清水坂になっていました。
一昔前の原宿・竹下通りみたい。その多くが、外国人のお客さんです。
和装したりして、楽しんではります。
今回は、この清水坂でお土産を買いました。そろそろ湯のみ茶碗を買い替えたいなぁと思っていて、ふらりと入ったお店で出合ってしまいました。
清水焼「陶菴(とうあん)」さん。
本当は、京都の後に向かう博多の阪急デパートで、有田焼を買うのを楽しみにしていたんです。昨年訪れたとき、東京では見られない、とっても素敵な有田焼の数々が並べられていて大興奮状態に。しかし、帰京直前だったので買わずに戻ってきたのが、ずっと心残りで。「翌年は、心してくるぞ!(買うぞ!)」と決めていたのです。
でも、焼物は、逃したら二度と出合えない。
決めた!
湯のみのセットに、加えて、湯のみのセットと(笑)、小皿を購入しました。
年末セールになっていました。
うふふなぜか、梅ばかり。
京都のお人は、梅がお好きですね。
奥の5個セットの湯のみと小皿が「陶菴」さん。
手前の湯のみは、また別の窯元さん。
「陶菴」は、その後、博多阪急や東京伊勢丹でも発見。今まで知りませんでした。
その後、博多阪急を訪れましたが、有田焼は今年は不作でした。まったくいいのがなかった。
昨年、大興奮していた私に、同じく陶器好きの地元のお客さんが、「博多の阪急の有田焼の品揃えはどこよりもいい」と教えていただいたので期待していましたが。バイヤーさんがいなくなったのか、有田の窯元が百貨店から引き上げたのか、昨年の素晴らしい窯元がなくなったのか・・・ともかく全然ダメでした。
その代わりに、安定して品揃えが素晴らしかったのは、有田焼の「深川製磁」さん。
ここは売り場の中に、独立した一区画を持ってます。そして、店員さんによれば、博多阪急が一番品揃えがいいとのことでした。
お正月には、なんと福袋も数種類出てました。東京では、見かけたことないです。
すでに持っている器と被っていたので、福袋は買えませんでしたが、楽しみました。
私は、陶磁器は見るのも大好きです。
実は、京都の五条で、叔父・叔母が窯元をしておりました。
後継がおらず廃業しましたが、先先代の一時は、宮内庁にも食器を納めておったとのことです。
話が逸れました。
京都に戻りまして。
京都で味わうべきものと言えば。
個人的には、パンとコーヒー。
博多で待つお義母さん(可愛いものが好き)に、京都の愛らしいパンを。
パン屋さん・マッシュ京都
乙女心を持っていかれるパンたち
見た目だけじゃなく、味も、確かです
そして、京都の味わいの最後にイノダコーヒーで〆て、博多へ向かいました。
カフェオレに玉子サンド
1泊2日とは思えぬ充実ぶりでした。
また行くぞ。
ありがとうございました
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