先日、このブログにもよく登場している
息子が二十歳の誕生日をむかえました。
「息子さんの話のブログが大好きです。」
と仰ってくださる方も多くて
皆さん見守ってくださっているんだな。
ありがとうございます。
２０年。
数字で書くのと、「実感」としてはなんだか違いますね。
あっという間のような、
それなりに時間が経過したような。
２０年前、助産院でのお産を希望して
いろいろ準備をしていましたが
微弱陣痛で３日間、助産院で陣痛に耐えておりましたが
産まれずに、緊急ＯＰで帝王切開で搬送された先の病院で
産まれた息子。
その前後のビデオを先日一緒にみました。
母の格闘（笑）と産まれたばかりの赤子の自分を
どんなふうにみたかな。
改めてみた私と夫も
それぞれ、走馬灯のように
いろんなことがおもいだされたし
いろんな気持ちになりました。
あまり過去はふりかえらないタイプだけれど（笑）
こと、出産、育児に関しては
「命の尊さ」「生きる」ということの深さを
感じ、体験する２０年だったと思います。
息子が産まれて２か月目に
闘病中の母が亡くなり、
精神的に不安定だった私の育児がスタートした
わけでしたが、きっと赤ちゃんパワーがあったから
元気をもらっていたんです。
必死でがんばっていたんだな～。
そんな中、うまれたときから
頼りがいのない母を助けてくれていました。
一緒に成長というより
あなたの存在から、いろいろ教えてもらいました。
それはきっとこれからも（笑）
頼りにしています。
でも明日から一人暮らしスタートです。
本当は引っ越し、4月頭でもよかったのですが、
誕生日は一緒に祝ってから送り出したい
という母の気持ちを（何も言いませんが）察してくれたのでしょうね。
黙って誕生日あとのGWにしてくれました。
頼ってばかりではなく、母も自立ですね。
お互い元気でがんばろうね。
「ありがとう」「応援しているよ！」
と言う気持ちがいっぱいの
息子二十歳の誕生日でした。