中間選挙まで残すところ後40日

ほどです。物価高もあり共和党

は上院・下院とも苦戦が伝えら

れています。トランプ大統領の

心境はどんなものなのでしょう

か。

 

車社会の米国ではしばしばガソ

リン価格が話題に上りますが

今回は軽油価格に関心が集まっ

ています。

 

軽油価格の行方はトラック物流

が主流の米国で注目度の高い物

品です。また大型の農業機械の

燃料ともなる軽油価格の高騰は

農家にも打撃となります。

 

原油以上に価格上昇が目立つの

はガソリンや軽油です。根底に

はウクライナによるロシア製油

所の攻撃による精製能力の低下

とホルムズ海峡封鎖で中東産の

燃料油が市場に出てこなくなっ

たことが影響しています。

 

原油ならサウジはホルムズ海峡

の代替ルートのパイプラインに

よる輸出が可能ですが、石油製

品をパイプラインで運ぶ訳には

いきません。

 

石油製品の2大生産地であるロシ

アと中東からの途絶で価格が高騰

しています。西側諸国は脱炭素の

流れもあり製油所の能力削減を行

ってきました。

 

その不足分を補ってきたのがロシ

アや中東地域からの輸出です。結

果的にボトルネックが石油精製設

備能力の不足ということになり価

格急騰に繋がりました。

 

今週の米国市場は原油価格の高止

まりと長期金利の上昇の中で堅調

な展開でした。特にナスダック指

数は高値を更新しました。一般的

に成長株には金利上昇は逆風とな

ると言われています。

 

成長株主体のナスダック指数の上

昇には腑に落ちないところもあり

ます。SOX指数も堅調に推移しま

した。AIセクターの成長が続き金

利高を克服できるというのが市場

の答えなのでしょうか。

 

一方金利高は借入が多く信用力の

低い企業や個人には打撃となりま

す。延滞率の上昇で不良債権が増

加すれば金融機関にも影響が及び

ます。

 

イランと停戦合意が成立しホルム

ズ海峡封鎖が解かれ原油価格が低

下すればインフレ懸念は後退しま

す。市場は明るい材料にかけてい

るのでしょうか。

 

アノマリー通り中間選挙後は株高

が期待できるとしてもその前に波

乱は起きないのでしょうか。中間

選挙まであと1カ月ほどです。保険

をかけながらもリスクをとる場面

なのでしょうか。

 

次回の更新は29日を予定しています。