今まで周波数測定にAudioTechnicaの安価な無指向性のコンデンサーマイクを使っていましたが、どのユニットも高域のレベルが低く表示されるので、試しにDaton AudioのiMM-6SというiPad, iPhone, Android用のコンデンサーマイクを購入して使ってみました。

 

 

マイクは上の画像のようにスマホの3.5mmのミニプラグに差し込みます。

 

今回は、自分のAndroidのスマホにSpectroidというソフトをインストールして測定しました。

 

SpectroidはGoogle playから無料でダウンロードできます。

 

 

Spectroidを立ち上げてジェネレータなしでまず、測定すると周波数測定のグラフの下にWaterfallというものが表示されて目障りです。まずこのWaterfallを非表示にします。

 

 

非表示にするには、まず、右上のメニューからSettingsをクリックします。(上図)

 

 

次にDisplayをクリックします。(上図)

 

 

Waterfallをクリックします。(上図)

 

 

Offにチェックを入れます。(上図)

 

 

上図は測定結果です。

前回のTangbandのW3-2141のTWQTを同じ条件で測定してみました。

今回の測定結果は赤線で表されています。

 

白線は前回の測定用マイクとしてAudioTechnicaを使用した時の周波数特性です。

 

中域、低域もいくらか違いますが、大きく異なるのはやはり高域です。高域のレベルが全然違いますね。

 

Daton AudioのiMM-6Sは補正済みと謳っていますので、おそらくこちらが正解なのかも知れません。