前回、作成したトランスミッションラインスピーカーの開口部面積を縮小して作成してみました。
開口部の高さを25ミリから20ミリに減らしました。スピーカーユニットは前回と同じくTangbandのw3-2141 8センチフルレンジです。
今回は吸音材を安く仕上げるためにフェルトに変更しました。
220~230ヘルツにかけてのピークと70~80ヘルツにかけてのディップが目立ちます。実際に音楽をかけてヒアリングしたわけではないのですが、大方予想が付きます。
対策としてミクロンウールを追加してみました。
その周波数特性は下図のように変化しました。
220~230ヘルツにかけてのピークは目立たなくなりましたが70~80ヘルツにかけてのディップはほとんど改善されていません。
尚、測定用マイクとスピーカーとの距離は50cmに設定しました。
次回、音道長を長くして再度チャレンジしたいと思っています。因みに現在の音道長は105cmぐらいでW3-2141の最低共振周波数の75ヘルツではちょっと短いのではないかと推測します。
今回のエンクロージャーは廃棄するのももったいないので、現在所有しているマークオーディオのCHN-50に換装してもう一度測定してみたいと思います。