ジョイクリニック神戸三宮 管理栄養士です。
蒸し暑い梅雨はさまざまな体調不良が起こりやすい季節です
。
「気分が憂うつになる季節」、「頭痛」や「食欲不振」、だるさや「何となく疲れる…」と感じる人が増える時期でもあります。
大根はこの時期のおすすめ食材
【レモンと大根のさっぱり甘酢漬け】
〖材料2人分/全量80kcal〗
＜ 合わせ酢＞
・酢…（今回は富士醸造の‶プレミアム酢”を使用）…150ml ・レモン汁…レモン半分を絞ったもの ・砂糖…大匙１
※合わせ酢を作るとき（■ 合わせ酢）…砂糖…大さじ2・酢…150ｍｌ・レモン汁…レモン半分を絞ったもの ・砂糖…大匙１
〖作り方〗
❶大根はスライサーで薄く輪切りにする
❷ポリ袋に大根と＜合わせ酢＞を加えて1時間以上漬け込む。
出来上がり。 唐辛子やゆず、レモンの皮などをお好みで一緒につけるとよりおいしくなります！
※冷蔵庫に保管し、一週間以内をめどに早めにお召し上がりください。
この時期おすすめ食材が『大根』
健胃作用にすぐれ、胃もたれ、嘔吐、お腹のはり、便秘、
〖大根の栄養・効能〗
①【イソチオシアナート】
免疫力を高め、消化機能を促進脂肪燃焼効果・ダイエット効果
②【豊富なビタミンAやC】
抗酸化作用で美肌やアンチエイジングに導く
【免疫機能が向上】
回復力の高い丈夫な身体に
③【ジアスターゼ】
体内の有害な物質を排出するデトックス効果
「気を巡らせる食材」と言われ、梅雨の時期の気分の沈み、ストレス解消に！
ところで。。。
なぜ、梅雨の時期に心身が不安定になるのでしょうか？
気温や気圧の変動が要因
梅雨の時期はストレスも溜まり、自律神経も乱れがちになります。
理由の１つは、短時間の間に起こる気温と気圧の変化が大きいことです
。
春から夏への季節の変わり目で不安定な天気が続き、気圧や気温が細かく変化するため、人の体を外の環境に適応させるように働く自律神経のバランスが乱れると、梅雨のだるさの症状が出できます
もう1つの理由は、低気圧や悪天候が続くと炎症や神経伝達に関わる物質「ヒスタミン」が体内で生成され、気分を高揚させる「セロトニン」や、睡眠を促す「メラトニン」の分泌が減ると考えられており、梅雨時に痛みを感じやすく、気分が落ち込みやすくなるのは、これらの作用も一因とみられています
梅雨だるさの改善には。。。
この時期の健康維持のためには、しっかり食べて寝て、そして体を動かすこと。
つまり食事や睡眠など、生活習慣に気を配る必要があります。
まずは何といっても食事です
。
長時間食間を空けて、１度にまとめ食いをすると血糖値が安定せず、日中にだるさや眠気を誘うことになります。
さらに脂肪を溜め込みやすく、太る流れを作ってしまいます
。
糖質を脳が欲して食欲を増進させ。過食にもつながります。
3食に分けてバランスのとれた食事を摂るのがおすすめ
また入浴してリラックスし、睡眠をしっかりとること。
気分がどんよりして倦怠感がある場合は、おしゃれをしたり部屋を片付けたり、やや熱めのシャワーを浴びたりして自律神経のスイッチの切り替えを促すことも良いと思います。
【
湿邪（しつじゃ）】
東洋医学でもこの時期は、体内の余分な水分が消化器系に影響し、
水分を１度にではなく少量ずつこまめに摂るなどの工夫をしたり、
「湿邪」の影響を受けやすい胃腸を守るため、
大根の他、おくら・かぶは梅雨の時期の不調対策におすすめ食材。
消化を助け、豊富なビタミンAやCで免疫力が高まり、
今回は甘酢にレモン汁を加えて爽やかさをアップさせました
むくみや消化不良など不調を感じた時は、
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