画像は諭吉先生ではなくしがない女医の私ですが。
福沢諭吉先生といえば、慶應義塾大学で唯一「先生」と呼ばれる存在であり、その功績は拙ブログに記すまでもなく世に轟いているわけです。
そんな偉い先生だから、お札の最高峰である一万円札になるのもトーゼン。
昔、慶應生が一万円札を使うときには、
「諭吉先生、世界にはばたいて!」と呟く…なんて話もあったくらい。
でも!でもでも、一万円札がついに代替わり。
新札では、渋沢栄一先生に変わったのですね(まだ私入手できてませんが)。
元塾生としては、ちょっぴり…いや、だいぶさびしいです。
そんな諭吉先生がすごいのは、死後に永久死体となられていたこと!
ハイ、こっからミイラとかの話ですので苦手なかたはスルーしてね!
諭吉先生は死後、品川のお寺に土葬されたのですが、わけあって棺を掘り返したとき、なんとなんと永久死体になられていたんです。
永久死体とは、俗に言うミイラ。腐らない遺体のことです。
地下深くの埋葬で低温下で水没していたことや棺に使われた銅の影響など、さまざまな条件が重なり、なんと自然に永久死体となられていたのです。
偉人の遺体を人為的に保存してミイラにすることは世界各地で行われてきましたが、ナチュラルにそうなるとはすごい!
でも、お肌の色や顔貌が少し変化されていたこともあってか、ご遺族の希望により火葬となり、諭吉先生のご遺体は現存していません。
もしも諭吉先生をレーニン廟のようにコールドルームに安置・保存できたなら、世界遺産に登録成ったかもしれませんね。
上記についてはこちらの本が詳しいです。新刊は入手困難みたい。