お久しぶりです女医風呂です!
仕事と夫のイベント以外、家にこもって本を作っておりました。

大みそか(12/31)のコミケに出展しますので、
新刊を準備してたのですね。

そんなわけで、マンガ原稿の進行実況をしたいと思います。
まずは頭の中にある構想を、同人漫画原稿用紙に下書き。
下書きは消せるようシャーペンを使います。
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うむ、よし。
とつぶやいて、苦手な苦手なペン入れ に入ります。
あんまし上手くないので、ちょっと気を抜くと
線はヨレヨレになるという恐ろしい工程です。
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つけペンはGペン、インクは墨汁です。
Gペンはやわらかく、力の入れ方で太い線から細い線まで
自由自在に引けます。
丸ペンはタッチが硬いので、Gペンを愛用。
鉛筆の下書きをきれいになぞれば理想なのですが、
気の抜けたところでちまちまと失敗しています(恥)
正面顔と、右向きの顔は難しいのですよ、とほほ。
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ペンの線が乾いたところで消しゴムをかけます。
画像は人物の髪などに、ベタと言われるスミを塗ったところです。
細かいところを筆サインなる筆ペンでくまどってから、
コピックの太いので一気に黒く塗ります。
塗っていてはみ出したところや、
乾くまでに手でこすってにじんだり汚れたり
したところを、ホワイトします。
ホワイトとは、ポスターカラーの白で、
面相筆という細い筆…
…お人形さんの顔を描けるほど細い筆です…
…でちびちび修正する作業です。
人によってはミスノンなどを使うそうです。
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修正済原稿に、トーンと呼ばれる
模様のプリントされた透明シートを切り貼りし、
のりが接着するようよくこすりつけています。
トーンは安くても一枚300円くらいするのです。
高いのは一枚700円くらいしたっけなー。

Wordで打ち出したセリフの写植を貼って、
ノンブルと言われるページ番号を入れ、やっと完成です。

下にもトーンを貼ろうと思いましたが、
くどくなるのと時間がないので、やめ。

下書き→ペン入れ→消しゴム→ベタとホワイト→トーンと写植
この繰り返しで同人誌はできています。


おおみそかは冬コミ三日目、
東5ホール ピー08a「女医風呂」を
よろしくお願いいたします☆

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