静岡市のCCCで開催中の漫画少年ドヴァイ展を見て来た続編。
昨日の日記の続きである。
一階の展示を見ていたら、背後から「何これ、アート?」という女性の声が。

振り向けば、そこには年配の女性が二人、立ち話をしていた。
「あらっ、しりあがり寿さんじゃなあい」
「あらっ、知ってるのお?」
「しりあがりさんはあれよぉ、▲▽町のかどの★屋さんの息子さんよぉ~。★屋さん、もう▲▽町にはないけどね」

…おしゃべりなオバサマのおかげで(?)しりあがり寿先生の個人情報をはからずも入手してしまった?!
本来ならゆゆしきことだが、オートクリア機能付きの素晴らしき私の頭脳は側頭葉の記憶領域から伏せ字部分を三秒で削除完了したのでモーマンタイだぜ。

二階に上がると、階段の途中にも給食をモチーフとしたオブジェが飾られていて素敵だ。

この施設は元・小学校なので、漫画専門学校を模した教室展示が場所にマッチしサイコーに面白かった。

ていうか、今をときめく先生方の煌めく原稿がムボービに何枚も吊されていて鼻血モノだった。

だってだって、墨あざやかにテカる生原稿なんだもん!
監視とか警備員とかつけなくて大丈夫なんですかいのぉ。
ものすごいお宝が無造作に並べられててファンは不安になってしまうよ。

天久画伯の一ページ漫画がツボに入り、見入ってしまった…。

この展示は架空の少年、ドヴァイさんが造ったものを集めたという趣向なのだが、中にはひねりすぎなのかピンとこないオブジェもあった。
ギャグを理解するのは難しい。

実は8月に天久画伯らが来静していたそうで、しまったその日に行くのだったー、と身悶えてしまったわ。
入場無料で生原稿を拝めるチャンスなので、ナンセンス漫画好きな人はぜひ!
ただ、平日しかやってませんのでご注意を。