心身不調のため仕事をしばらく休んでいた夫・光良だが

通院していた精神科主治医から復職OKが出て、

復帰をめざしていくことになった。


本人不在で行われる復職審査会。

その結果が出た、と留守電に連絡が入っていたのだが…。


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鬼のように冷酷な鬼縞部長からの留守電は、


「結果が出たから明日会社に来い」


と言うだけで、かんじんの結果が不明なままに。



私はぷちっとキレた。



「ムギーーー!!

なんで結果を言わないの?


…結果が出ました…


ってお通夜みたいな声で留守電に入れて、

こっちがどんなに不安になると思ってんの?」




「おれにキレてもしょうがないじゃん…」


怒りくるう私に、

光良はちょっとひきぎみだ…



「もう、こっちから電話するっ!

鬼縞部長の電話番号、

あなた知ってたよね?」



「いいよ、かけなくて」



「なんでよ?知りたいでしょ?

今夜一晩、

不安ですごすのいやじゃない」



「別にいいよ。この時間だったら、

部長の自宅にかけなきゃなんないし。

めんどくさいじゃない。

あんな気分悪い人に、仕事時間外で

連絡取りたくないよ。


別にダメならダメで、

ハイそうですか、って

引き続き休むからかまわないよ」



おお!!


光良、ほんとに回復したんだなあ…


調子崩す以前の彼は、何事にもこんなふうに

ポジティヴで、明るくのんきなおおらかな性格を

していた。


真逆に私は極度の心配性なので


このマンガくらい…古いけど、ご存知でしょうか

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心配性のお父さんが、一人娘を心配しすぎるあまり

おバカをしでかす愛にあふれたマンガでございます…。


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私はいつも最悪のまさか…を考えてしまうので、

ネガティヴ思考がフル回転フルバーストで

気が休まることがない。


光良がそんなパニクる私をたしなめ、なだめ

のんびりとおうようとした考えを話してくれて、

それもそうかも…と私もやっとほっとするのだった。


彼が不調なとき、そういうプロセスがなくて

彼も私と同じく心配性になり、悲観的になって私は

泣き暮らしていたんだが、このせりふで彼の復調を確信した。



というわけで、次回はまたまた会社地獄面接編です。