夫・光良にストレスをかける女部長、鬼縞部長。
妻・純子は鬼縞部長と電話で話したが…。
この「××との戦い」は、たてまえフィクションで
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http://ameblo.jp/joyblog/entry-10020580503.html
部長「あなたが彼の保護者の役割を果たさないなら、
こちらは親御さんに来てもらいます」
純子「月曜になら診断結果を持ってうかがうと
言っているではありませんか!
受診は金曜なのですから」
部長「診察は金曜の、何時なのかしら?」
純子「金曜の…(何時だった?と光良にきく。
電話予約をとったのは彼なので)
午後4時からです。
金曜の夕方、診断結果をお話にそちらに
私がうかがうことは出来ますが」
部長「だめね。金曜日の午後は、
会社創立40周年記念の集まりがあるの。
だから夕方は私の身があきません」
心の声:創立記念集会って!部下の体調よりあなたは創立記念集会のほうが(ry
純子「では月曜日の午前しかないではないですか」
部長「あなたの都合はそうでしょうが月曜では遅すぎる。
会社としては保護者に来てもらうだけですから。
配偶者が来ないのなら、親を呼ぶまでです。
彼は、印鑑は会社においてあるのかしら?」
純子「印鑑?わかりませんが」
部長「書いてもらう書類に印鑑が必要だから。
彼に電話かわってもらえるかしら?」
純子「いま、光良は休んでおりますので」
部長「さっき、診察何時ってきいていたわよね?
起きてそこにいるんじゃないの。
だったらかわれるでしょう」
心の声:光良は、あなたと電話したあと神経性の下痢を起こしちゃうほど弱っているので、起きてたってあなたにかわらせたくないのですよ!!
純子「…わかりました。
私がそちらに従えばいいんですね?」
部長「従うって、あなた!
こっちが命令したみたいな!」
命令してるじゃん実際(心の声)
純子「木曜の午前に、私がうかがいますから。
それでは失礼します」
…電話終了。
鬼縞部長の要求に、押し負けるかたちとなった。
金曜日が受診予約日、予約をそれ以上早めることは不可能。
テンパって、評判のよいほかの精神科開業医院にまで
初診ですぐにかかれないか電話で問い合わせしてみたが、
もちろんダメ。
初診は要予約というところが多いのだ。
問診、カウンセリングが長時間にわたる精神科の性質上、
仕方のないところである。
光良の親御さんには、彼がいま
精神科に通っていることを打ち明けていない。
彼が心配させたくないと嫌がったこともあるし、
結婚前に私の親があちらさんに「娘はキ××イだ」とふきこんで、
ひと騒動あったこともあり、話がこと精神科となると
私もナーバスになってしまう。
それは、あんなぴりぴりした女部長と面接に行くなんて怖いこと、
彼の親御さんに代わってもらえれば、私はラクである。
だが、彼の保護者としての役割を親御さんにゆずったら、
そこで何かが決定的にそこなわれてしまうような気がする。
とても大事ななにかが。
だから、私が、部長とひとりで対決するほかはないのだ。
部長からの電話を切ったあと、あまりにタイムリーに電話のベルが鳴った。