教授外来おつき学生実習で、


婦人科に勧誘されちゃいました。


産婦まわったのはかなりポリクリ実習の最後の方で、

今までまわった内科や他科では

一度も勧誘なんかされたことなかっただけに感激ひとしお。



しかし、勧誘の理由が素直には喜べないもので。





「産婦人科はね、女医が強いんだよ。


女医って看板に書くだけで、

患者さんからの信頼が違うから…。


どうしても男性は敬遠されがちなのね。


だから女性が医者やってくなら産婦はいいよ。

女医が有利な科ってほかにはあまりないから」





……教授は男性である………



確かに、

女性が産婦人科にかかるとき女医だと安心するって

いうのは、あると思う。

医者が同性なら気持ち的にかかりやすいし。




他科をいろいろ実習でまわって感じたことは…


医者同士でも、患者・医者間であっても、

女性医師を男性医師より低くみなす傾向が、

残念ながらあったこと。


もちろん、そんな患者さんばかりではない。

すべてがそうではないけれど、




教授のお言葉をかんぐってみると、


産婦人科では、女性医師が患者さんに好かれる

   ↑

   ↓

他科では、男性医師のほうが信頼を集めやすい



ということ、なのか?


と考え込んでしまった…。



性別みたいな、生まれつきのところで

分類されるというのはキビしいね。




教授外来終了後のお昼時、


先輩である研修医のドクターたちにお昼ご飯を

おごっていただく。




話題は自然と、教授外来のことに




先輩:いろいろきかれたでしょ~



私:ええ、ひやひやしました



先輩:Jの出身高どこ?



私:えっと、F高ですが?




産婦人科って、よく出身高校きかれるな~。

他科ではメッタにきかれたことないのに…

と思っていたら、驚愕の真実が!!!)



出身高校に秘められた謎につづく~~