アイドルグループM。のひとりが当直中に来た！！
と大興奮の同僚研修医（おとこのこ）。
これは昨日のつづきでございます。
そんなにコーフンするなんて、キミはＭ。のファンなのかい？
すると、同僚が言うには…。
「でさ、オレ最初フツーの患者だと思って
診ようとしたのに、
病院長が来てＭ。のメンバーだから
研修医にはさわらせるな っていうわけ。
で、結局上の先生が診たわけ。
失礼しちゃうよ！！」
どうやら彼、Ｍ。のファンなわけではなく、
研修医ごときには診せられぬ扱いをされたことに
ご立腹、エキサイトしていたらしい。
さすがは、芸能界にうとい研修医。
実に『研修医らしい』反応だ！！
しかしいきなり病院長介入とは、おそれいる。
う～ん、同僚として怒るキモチは、わからんでもないのだが…。
私がＭ。の立場だったら、研修医でないほうが好ましかろうなあ…。
そんで、誰が来たの？
一番かわいいＡだった？（←アイドルにむかってすごく失礼…）
ときいてみたところ、
「いいや、一番かわいいやつじゃなかった。
名前は見たけどおぼえてない」（←人間としてもめちゃくちゃ失礼…）
…ひどい。↑
ごめんなさいＭ。のだれかさん。
ＴＶもロクに見ない研修医どもは、
あなたのすごさをわからんかったのです！！
その後病院をやめた私は、
ヒマになったんでＴＶの音楽番組などを見ていたところ、
Ｍ。はまたたくまにヒットチャートを爆走、
メンバーも増え押しも押されぬ大人気グループ、
国民的アイドルになったのでありました。
その後、同棲中に彼氏ＴくんがＭ。のファンであることも発覚。
一緒に見るうちに、私もＭ。にハマってしまうなんて、
あの無知な病院時代から誰が予想できたでしょうか…。
写真集は買うし、ファンクラブ入ってライヴにも行くし、
さすがにシャウトはしませんでしたけど～。
勉強勉強であたらティーンから二十代後半までを浪費してきた
わたくし、むすめさんたちのおかげで可愛さにトキメキ、
遅れてきた青春を満喫しましたことよ。
今現在、私が好きだったＭ。のメンバーはグループを卒業し
それに伴って私もアイドルファンを卒業したのだけれど、
まったく違うグループとしてまだ活動しているＭ。
ぜんぜん興味なかったころのＭ。とのすれ違い＠病院を
思い出すたびに、胸キュンになってしまうのでした…。
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