生理学Ⅰの試験(3人の先生による口頭試問)に落ち、

再試も落ち、



とうとう三度目の再再試に。


これで受からなければ留年決定

だ!!



まさにラストチャンスであるっ。




さすがに三度目なので、口頭試問の傾向と対策を

しぼって勉強した。



いつも三人目の先生の質問に答えられずアウトだったのだが、


このとき、あの強敵…

三人目の先生は、学会のため海外出張していて、

代わりの先生が口頭試問を行った。


わかる!


これなら答えられる!!


ようやく三人目の関門突破!


ありがとう代理の先生。




私は、ようやく生理学Ⅰに合格した。



ふうぅ…。



もし、あの時三人目の先生が海外に出張していなくて、

再再試でも試問官であらせられたならば…


私の進級は、なかったのかもしれない。




しかし、三回も試験を受ける学生はさすがに10人ほどだった

のだけれど、



仮に私の名字を「舞橋」だとしましょう。


「まいはし」。仮にだけれど。


でも、生理学の先生たちは、

三人が全員



「まいはた」「まいはた」


というわけですよ。



「橋」は「はた」なんて読みませんよ?!



しかも名簿にはひらがなの読みガナもついてんのに…。



どうやったら、「まいはし」を「まいはた」に読めるんでしょー。




しかも小心者の私は、


「教授、私の名前間違ってます!!」


という勇気もなく、



「じゃ、まいはた。」


と言われるたびに、


「はいっ」


と答えていたという…。



試験で同じグループだった子は、


「教授は読み間違えるし~、

Jちゃんは返事してるし、

笑いをこらえるのがたいへんだった」


とあとから打ち明けてきたっけ…。




三度も試験を受けた数少ない学生のひとりだから、

最後くらいはちゃんと名前読んでくれんのかな?


と思ったら、最後までマイハタのままでありました。



とほほほ…。




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bana02