某女子医大での涙と笑いあふれる生活、
そして研修医時代の男尊女卑などをカラッと明るく語る女医エッセイ。
私ちょっとめくっただけで長らく積ん読してあったんですが、
ついに読了いたしました!↓コレです。
- おおたわ 史絵
- 女医の花道!
医学部ってどんな勉強をするのか、
研修医の暮らしぶりは?
などに興味のある人にならオススメ。
ただ残念なのは、ここは著者と私のセンスとかの違いなのかも
しれないけれど、文体に過剰にギャグを盛り込みすぎていて、
ひいちゃう。
この内容なら、フツーに書いても面白かった と思うのにね、
文体がふざけすぎっていうのか、ギャグなんだろうけど微妙っていうか、
ほらヘンでしょおかしいでしょ笑っちゃうでしょ?!
とばかりに、これでもかと強調されるとあまりのハイテンションに
ついて行けず読んでいて疲労を覚えてしまうのだ。
著者…無理してないですか?
ナチュラルでいつもこんな感じだったらゴメンなさい。
あと命を扱うのだから内科が大変ということに異論はない。
でも皮膚科だって重度の熱傷とか一刻を争うし、
精神科は患者さんの自殺がないとは言えないし、
眼科だって神経系の悪性腫瘍もあるし
医者っつうのはみな多かれ少なかれ命を扱うんでは、ないのかな。
一概に内科や外科はメジャーだからたいへん、
マイナーは余裕とは言えないと思うの。
もちろん私の感じた「眼科だってマイナーだけどたいへん」現実も
盲人象を撫でるの故事通り、現実のほんの一部でしかないわけ
なんだけれど。ちなみにK大では、
眼科研修医は内科外科に負けないくらいタイヘンです。
ま、いろいろと。
p.s.一瞬、著者の研修した大学病院が私の卒業した
あの大学なんじゃないかと勘ぐってみたんだが、
(男尊女卑とか思い当たるので…)
当直室が2DKくらいだというので違うのかな。
眼科当直は8畳一間だったし。
あれ、でも内科医は循環器も呼吸器も消化器も神経も同じ大部屋
みたいなこと言ってだっけ…。でも、二段ベッドだからやっぱ違う?
以前私も
こんなことhttp://ameblo.jp/joyblog/entry-10002916296.html
書いていたんだけど、…給料額と振込方法まで同じだから、
やはり同じところな気がしてきた。
都内で他に月2万5000円しかもらえず、
振込も3ヶ月に一度だったところって、あるのかしら。
あそこの内科だったらさぞかしタイヘンだったろうなあ。合掌。
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