焼き肉一人で食べますが、何か?
この衝撃的なタイトルが、アメブロTOPに踊ったのは数日前。
注目ブログをpick up!コーナーに、その記事は出ていたのだ。
え?それって私のことじゃん、と思った私は早速そのURLを
クリックしてみたものの、なにかのエラーで接続出来ず。
あとで見よ~
と思ったら、本日もうpick upは別のブログに変わっていた…
ブログ検索で検索したが、
pick upのタイトル ノットイコール記事のタイトル
なので、発見出来ず…ああ、どんな記事であったのだろうか。
出会えぬ記事に思いをはせつつ、私の焼き肉ひとり事件簿を。
I 関連病院に、ポリクリで「地方病院見学」のため出張した時のこと。
なにしろI 市は東京から何時間もかかるところにあるので、
大学側から旅費として新幹線代が出た。
だが、
班員5人のうち、私含む4人は車で行った。
誰か一人の自家用車に乗り合って行けば、
旅費が半額くらいで済むので残りを小遣いにしようという
コンタンなのである。
せこいね。
しかも、免許取ってまだそれほど立たない人に長距離運転
させるなんて。
もし事故ったら、どうするのか。
今思うと、なんと無謀なことをしたのかと思う。
ああ、若さゆえの過ち…。
残りひとりの女子は、「私は規則通り電車で行くわ」と電車で移動。
なんてえらい。マジメなのは彼女だけだ。
現地で落ち合った夜、I 病院近所の焼き肉屋で食事をとることに。
ところが、軟弱な私以外はみな屈強な体育会系部活部員。
私とて小食なわけではないが、みなさんよ~くおめしあがりになる!
とくに、隣にお座りになられた男子学生は見上げるほどの巨漢で
アメフト部。
のこりの方々も、剣道部だの野球部だの…。
焼けるそばから、お肉をおめしあがりになるうえ、
おからだが大きくていらしゃるから彼らがお肉を取って
いる間、私は鉄板見ることも出来ないのよ~。
哀れ私は数切れ食べるだけでタイムアウト。
それでお勘定は割り勘なのですもん。
ひどいわ。
けっこうたのんだはずなのに。
ケチな(というか、実際お金がみなほど潤沢には無かった)私は
I 病院研修の間に、リベンジを誓った。
そして次の日、美味しいが一杯2000円もするカレーを食べた。
確かに美味しいけれど、カレーがひと皿2000円って。
アンビリーバボー。
センビキヤのフルーツカレーだって、けっこう美味しくて
700円とかだったのに。
なんやかやで5日間の滞在最終日。
最低でも7000円より、という I 牛ステーキ を
食べに行こうと誘われた。
しかし、私は断った。
リベンジがあったからである。
私はひとり、サイフをにぎりしめて焼き肉屋へ、
そう、初日にひもじく悔しい思いをした焼き肉屋へ向かった。
女ひとり、どうどうと門をくぐる。
I 牛のやわらかなお肉を、
「塩タンと、上ミノと、ホルモンとカルビとロース!」
たった一人で胃の限界まで食べ尽くした。
思い残すことがないくらい食った。
なぜか、お店の人がず~っとこっちを見てて、
よそのテーブルの食べ終わったお皿を運ぶ間にも
首をねじまげてまで私のテーブルを見ているのは気になった
けれど(なぜ見るんだ?)、お肉はとても美味しかった。
そんだけ腹一杯食べまくってもお値段3500円。
シークワシャー味のお口直しガムまでもらった。
翌朝、K大病院に帰るこれまた車中で、
男子学生どもが
「昨日の7000円ステーキ、
美味しかったんだぜ~。
肉がハシで切れるんだぜ。
食べればよかったのに!」
と言っていたが、
私はちっともうらやましくは、なかった。
なぜなら…
そのステーキ屋と、焼き肉屋は姉妹店であり、
出すお肉は同じ牛舎出身のものだということが、
事前にわかっていたからである。
当時は賢い消費者のつもりでいたが、今ふりかえるに
話のネタに、おハシで切れるステーキを食しておけば
よかったかなぁ、とチラリ後悔するのであった。
べ、勉強もしましたよ。
実習内容今でも覚えてます…
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