医者ズバッ!なるTVを見てみた。
司会はみのもんた氏で、
様々な科の医者20人が司会者からの問いにYES/NOで
答え、それに芸能人ゲストが口をはさんでいくという内容。
う~ん、私見だけど。
やはり民放らしいというか、ショッキングにしよう、
ぱ~っとハデに盛り上げようという感じで、
広く浅く…。
医者ゲストたちにも、通り一遍の質問を軽くふるだけ。
そして医者からの回答に、
最近医療で誤診を受けた女優Nがいちいち
噛みつくというつくり。
あれじゃ、医者が20人出てる意味、無くない?
女優Nが、
医者の意見に常に感情的に反論をとなえるのですね。
「私たちは~~なのに!」
「それひど~い!」
など。
気持ちはわからなくはないのだけど、ちょっと行きすぎてて
見てて食傷したというか、いやな気持ちになってしまった。
まあでも、女優Nさんもプロデューサーから
「けんか売るつもりでつっかかってね!」
って指令を受けてたのかもしれないけど。
TVって所詮は見世物ショー、SHOWなのよなーと
思った次第。
そして、1コーナーが終わるたびに
司会・みのがスローガンを言うのだけど、
これがただの一般論で、役に立てにくい。
たとえば、「医者は恋人探しのように探せ」というのだが、
具体性に欠けると思うのね。
でもそうとしか言いようがないのか?
フィーリングが伝わればいいのか?
各テーマで二時間番組が作れるような、
誤診・ドクハラ・医者の非常識
嫌われる患者・良い医者の選び方
上手い病院のかかり方/選び方
医者に謝礼を払うべきか否か
etc.を大急ぎで二時間にまとめるものだから、
さわりだけでドンドン流していってしまうのねえ。
ほんと、医者ゲストも芸能人も、あんだけ出ている意味がない。
たけしの番組みたいに、討論させたらどうよとも思うが、
収集つかなくなっちゃうかなあ。
ラスト、医者ゲスト(多くは開業医)の勤務先を紹介。
有り体に言えば宣伝ですな。
母校出身の医師はいらしたけれども、知らない方でした。
「たけしの本当に怖い家庭の医学」だと、割合に顔見知りを
見かけるのだけど。
あと、こんなひどい医者がいる!ひどいひどい!と
主張したいのはわかるのだけど、
ゲストの医者はそう言う医者では(たぶん)ないのだから、
彼らに言っても仕方ないことだったりするのね。
この番組は、現状の問題点を明らかにすることは
かろうじて出来た。
だが、紙芝居のごとく問題点を次々に見せただけで、
解決策や案などを見いだすことはなかった。
そこが何ともストレスフルであったのだが、
民放のバラエティ・スペシャルではこの程度が妥当な
内容なんだろうかね?
うん、私がこの「医者ズバ」の何が気にさわったかと言うと、
芸能人の方からは「医者も同じ人間」と声高に叫びつつ、
逆に差別(区別?)しているというか、
ここは私の考えすぎかもしれないけれど、愛憎いりまじった
医者への偏見みたいなものが感じられたのね。
今は「お医者様」なんていう世の中でもないし、
誠に残念ではあるが人の痛みが想像出来なかったりとか、
向上心がなくいい加減な医者も少なからず存在する。
訴訟社会化も進んでおり、社会自体が医者への態度を
決めかねているのかもしれないな。
出来れば医者を尊敬/信頼したいけど、実際は出来ないジレンマ。
今は患者として病院にかかる立場の私だけれど、
人間関係の基本は信頼なので、
信頼関係のある治療関係を作っていけたらなあと願わずに
いられないのでした。
司会はみのもんた氏で、
様々な科の医者20人が司会者からの問いにYES/NOで
答え、それに芸能人ゲストが口をはさんでいくという内容。
う~ん、私見だけど。
やはり民放らしいというか、ショッキングにしよう、
ぱ~っとハデに盛り上げようという感じで、
広く浅く…。
医者ゲストたちにも、通り一遍の質問を軽くふるだけ。
そして医者からの回答に、
最近医療で誤診を受けた女優Nがいちいち
噛みつくというつくり。
あれじゃ、医者が20人出てる意味、無くない?
女優Nが、
医者の意見に常に感情的に反論をとなえるのですね。
「私たちは~~なのに!」
「それひど~い!」
など。
気持ちはわからなくはないのだけど、ちょっと行きすぎてて
見てて食傷したというか、いやな気持ちになってしまった。
まあでも、女優Nさんもプロデューサーから
「けんか売るつもりでつっかかってね!」
って指令を受けてたのかもしれないけど。
TVって所詮は見世物ショー、SHOWなのよなーと
思った次第。
そして、1コーナーが終わるたびに
司会・みのがスローガンを言うのだけど、
これがただの一般論で、役に立てにくい。
たとえば、「医者は恋人探しのように探せ」というのだが、
具体性に欠けると思うのね。
でもそうとしか言いようがないのか?
フィーリングが伝わればいいのか?
各テーマで二時間番組が作れるような、
誤診・ドクハラ・医者の非常識
嫌われる患者・良い医者の選び方
上手い病院のかかり方/選び方
医者に謝礼を払うべきか否か
etc.を大急ぎで二時間にまとめるものだから、
さわりだけでドンドン流していってしまうのねえ。
ほんと、医者ゲストも芸能人も、あんだけ出ている意味がない。
たけしの番組みたいに、討論させたらどうよとも思うが、
収集つかなくなっちゃうかなあ。
ラスト、医者ゲスト(多くは開業医)の勤務先を紹介。
有り体に言えば宣伝ですな。
母校出身の医師はいらしたけれども、知らない方でした。
「たけしの本当に怖い家庭の医学」だと、割合に顔見知りを
見かけるのだけど。
あと、こんなひどい医者がいる!ひどいひどい!と
主張したいのはわかるのだけど、
ゲストの医者はそう言う医者では(たぶん)ないのだから、
彼らに言っても仕方ないことだったりするのね。
この番組は、現状の問題点を明らかにすることは
かろうじて出来た。
だが、紙芝居のごとく問題点を次々に見せただけで、
解決策や案などを見いだすことはなかった。
そこが何ともストレスフルであったのだが、
民放のバラエティ・スペシャルではこの程度が妥当な
内容なんだろうかね?
うん、私がこの「医者ズバ」の何が気にさわったかと言うと、
芸能人の方からは「医者も同じ人間」と声高に叫びつつ、
逆に差別(区別?)しているというか、
ここは私の考えすぎかもしれないけれど、愛憎いりまじった
医者への偏見みたいなものが感じられたのね。
今は「お医者様」なんていう世の中でもないし、
誠に残念ではあるが人の痛みが想像出来なかったりとか、
向上心がなくいい加減な医者も少なからず存在する。
訴訟社会化も進んでおり、社会自体が医者への態度を
決めかねているのかもしれないな。
出来れば医者を尊敬/信頼したいけど、実際は出来ないジレンマ。
今は患者として病院にかかる立場の私だけれど、
人間関係の基本は信頼なので、
信頼関係のある治療関係を作っていけたらなあと願わずに
いられないのでした。