今日はちょっとまじめに実験動物のお話をします。
生理学実習の時のこと。
血液の性質を調べる実験で、ウサギにカテーテルを入れ、
血液を採るということをした。
ところが、或る班では手際がよくなかったのか、
カテーテル挿入時点でウサギが死んでしまったのである。
「先生,ウサギ死んじゃって血が採れません~」
と呼ぶ男子に講師の先生は、
「しょうがないな。
予備のウサギはいないから、
君らの班は人間の血で実験して。」
と言うやいなや、くだんの男子の腕にするすると駆血帯を巻き、
「コブシ作って力入れて~」と注射器をサクッ。
人間の血を数十ccばかり採り、実験は続行されたのだった。
なんというか人間の血でも出来ることなんだったら…
ウサギを死なせなくっても血液凝固実験は
人間の血で
いいじゃありませんか?!
と、動物大好きな私は思うのでありました…。
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