体育会はすばらしい。
先輩後輩と流す汗は美しいだろう。
理念だけは。

医学部男子テニス部に入った人の証言。

夏合宿では吐き気をもよおすほど過酷な練習が
あるのだという。
真夏の8時間炎天下猛練習
である。

8時間も真夏屋外でぶっとおしで練習する伝統が
あるというのだ。
脱水や熱中症の危険もあるのに、なぜ行うのか。
それは東医体と呼ばれる関東圏の医学部体育大会で、
優勝した年にはこの練習をしたことから、
ゲンかつぎで毎年することになったのだという。

この地獄練に参加した男性は、
「死んでしまうかと思うくらいつらかった」
そうだ。
科学の徒であるはずの医学部・医学生にも、
迷信やゲンかつぎは脈々と受け継がれているのだ…!