★ネタバレ注意★

 

こんにちは。Yotaroです。

 

最近の漫画やアニメはとても深いなと思う今日この頃。

 

最近毎日いろいろな方法で自分と向き合っているのですが、すごく参考になると思いましたので、そのことについて書きたいと思います。

 

★ネタバレを含みますので、知りたくない方はここで閉じてください!★

おもに『NARUTO』のネタです。

『すずめの戸締り』『僕のヒーローアカデミア』『鋼の錬金術師』『進撃の巨人』も少し含みます。

 

 

 

 

 

特に今の自分が行っていることに重なるのは、NARUTOの真実の滝での修行シーンです。(アニメの話数でいうと、463話~465話です。)

 

まさに自分と向き合うシーンそのものが描かれてると感じます。

 

今までナルト本人も気づかなかった、自分の奥にある憎しみや悲しみ、怒りを抱えた自分と対面します。

 

最初はそいつを警戒し、なんとか倒そうと戦うのですが、全く同じ力と行動のため、倒すことができません。

 

ですがある時ふと考え方が変わります。

 

「他人より先に自分を信じることにした」こと、「お前のおかげで俺は強くなれた」ことを、もう一人の自分に伝えます。

 

ここでいう「自分を信じる」とは、その怒りを抱えたもう一人の自分も含めた、そこにいる二人自身のことだと思いました。

 

すると怒りを抱えた自分は揺らぎ、どうしてよいのか分からなくなり、今のナルトに殴りかかってきます。

 

それをナルトは、抱きしめます

 

怒りを抱えたナルトの目から怒りや悲しみがふっと消え、抱きしめられたまま天に消えていきます。

 

天に消えていきますが、


【自分と戦うことから、自分と和解する道へとコースを変えた】


ことにより、実際には自分自身と仲直りをして、ひとつになり、その修行をクリアしたのだなと私は感じました。

 

 

ずっと自分自身と喧嘩をしてきたんだなと気づいた時に、ふとこのナルトのシーンを思い出して、ここだけ改めて見返しました。

 

 

なお、傷ついた自分を迎えに行く、傷ついたままの子供を助けに行く、という点では、他に『すずめの戸締り』『僕のヒーローアカデミア』で特に強調されて描かれているなと感じます。

 

自分の感情を認め、人間に戻るという点では、『鋼の錬金術師』で特に描かれています。憤怒や嫉妬など、様々な不快な感情を自分からバラバラに引き剥がしてしまった敵を、主人公が自分がもっていた特別な力を失って(=人間に戻って)まで倒す姿が忘れられません。

 

また、少し話がそれますが、『進撃の巨人』では

 

・代々止めることのできなかった2000年も続く愛に隠れた憎しみを断ち切ること

・「上下社会を平らにしたい」という主人公の思い

・「本当は何も要らなかった」という、ある巨人の力を失った人物への母の言葉

・「キャッチボールをするためなら何度生まれてもいいな」「こんなにいい天気だったんだ。もっと早く気づけばな」という、生きることを繰り返すことに絶望していたある重要人物の気づき

 

など、アニメは本当に深くて、学ぶことが多いなと思います。

 

実際には、アニメのようにワンシーンで解決するものではないと感じています。

 

何度も何度も繰り返し自分と向き合って、そして、ある日ふと、前より成長しているような気がする自分に気づくのだと思います。

 

しかもそれはまた忘れます。

 

ですが、自分の本当の意味での大人のスキルを身につけることは、今からでも自分でできることも知っています。

 

今日はこの辺で、以上にしておきます。

 

ネトフリで見てたけど、いつかコミックも揃えたいな〜。


お読みいただき、ありがとうございました。